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産婦人科医 宋美玄さん

一病息災

[産婦人科医 宋美玄さん]妊娠糖尿病(4)血糖値が下がらぬつらさ

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 長女の時はしっかり糖質コントロールができ、2882グラムとちょうどいい体重で健康に生まれた。ところが、出産後は血糖値を下げにくくする胎盤由来のホルモンは分泌されないはずなのに血糖値が下がらない。

[産婦人科医 宋美玄さん]妊娠糖尿病(4)血糖値が下がらぬつらさ

 「糖尿病になるの? 一生、インスリン? 不安が募りました。母乳は出ないし、尿漏れもあったのですが、深刻だったのが血糖値。ほぼ抑うつ状態でした」

 助産師は200を超えた血糖値を見て、血糖管理も出来ないのとバカにしたのか、「ププッ」と噴き出した。「もう腹が立って……。産後に糖尿病になるリスクが高いのですから、血糖値が下がらないつらさを理解してほしかった」

 産後3か月で糖負荷試験を受け、正常に近い値になり通院は終わった。4年後、第2子の妊娠がわかると、また妊娠糖尿病になると踏んで検査は受けなかった。

 「妊娠20週ぐらいから自主的に血糖値を測り始めました。もう十分高かったので自分から糖尿病内科を受診したいと伝えました」

 第2子の時は長女の育児もあり、忙しさは倍増。インスリンを打つ暇もない。

 「食事も満足に取れず、空腹でふらふらして、血糖値も不安定でした。妊娠36週で体重は思い通り増えていないのに、子供の推定体重は3キロ以上。助産師に『体重増やさずに偉いね』と言われても、『違うでしょ』と思っていました」

  産婦人科医  宋美玄(ソンミヒョン) さん(40)

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