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[医療ルネサンス秋田フォーラム「家族が認知症になったら」](2)早期発見で適切に対処

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[医療ルネサンス秋田フォーラム「家族が認知症になったら」](2)早期発見で適切に対処

下村辰雄氏

  秋田県立リハビリテーション・精神医療センター副センター長…下村辰雄氏

 全国の認知症の患者は462万人(2012年)と推計されています。高齢化が進む一方で、支える人は少なくなります。「老老介護」や認知症の夫婦で介護し合う「認認介護」、 徘徊はいかい 、失踪や高齢者による車の運転の事故など、さらに深刻な事態が予測されます。

 このため早期発見が大事です。適切な対処方法やケアプランを選択でき、ある程度、本人の意思を尊重しながら、認知症の進行を遅らせることができるからです。家族も適切な対応をする準備ができます。

 25年ぐらい認知症の診療をしています。勤務する精神医療センターでは、診断をして、デイサービスのような社会資源の利用を勧めたり、投薬したりします。リハビリもします。集団で行動したり、昔していた農作業をやってみたり。社会生活を意識した試みが認知症の人には良いようです。

 高齢化率(65歳以上の人口が、総人口に占める割合)も有病率も高い秋田県での様々な試みを通して、「秋田モデル」と言われるような取り組みができればいいと思います。

 ◇ しもむら・たつお  60歳。秋田県生まれ。秋田大学医学部卒業後、県立脳血管研究センター神経内科研修医などを経て、2014年から現職。県認知症疾患医療センター長も務める。

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