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性とパートナーシップ

妊娠・育児・性の悩み

連載70回、一度立ち止まって考えてみようと…

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連載70回、一度立ち止まって考えてみようと…

 ヨミドクター編集長の岩永直子です。性とパートナーシップは、年内いっぱいお休みさせて頂きます。いろいろな体験談や専門家のインタビューを掲載してきましたが、70回を超えたのを機に、一度立ち止まって、今後どのように連載を続けるか考えてみようと思いました。また来年、パワーアップして戻ってきますので、ご期待下さい。

 「こういう記事が読みたい」「この人にインタビューしてほしい」というご意見がありましたら、参考にさせて頂きますので、ぜひコメント欄によろしくお願いします。

 こちらの連載がお休みの間、12月の編集長インタビューは、ゲイでHIV陽性者の活動家、長谷川博史さん(64)を4回連載で取り上げます。このインタビュー、まさに、性とパートナーシップを考える内容になっています。

 性とパートナーシップの連載を始める前、性についての様々な本を読みあさったのですが、どういう切り口で書こうか迷っていた私に大きなヒントを与えてくれたのが、ゲイで、末永く続くパートナーシップを模索する大塚隆史さんの『二人で生きる技術―幸せになるためのパートナーシップ』(ポット出版)でした。実は、この連載の「性とパートナーシップ」というタイトルも、そこから考えたものなんです。

 大塚さんは、パートナーシップを応援する新宿のゲイバー「タックスノット」(たまたまなのですが、ヨミドクターで虹色百話を連載してくださっている永易至文さんも、このバーに週1回、バーテンダーとして入っていらっしゃいます)の店主で、この本では、ご自身の半生を振り返りながら、誰かとかけがえのない関係を紡ぐための「技術」を考察しています。

 結婚という形が良いか悪いかは別として、同性婚が認められていない日本では、同性愛者のカップルは、男女のカップルと同様の公的な承認や保障が得られにくい状況にあります。渋谷区や世田谷区など、自治体によっては、同性カップルのパートナーシップを役所が承認し、証明書を出す動きが出てきていますが、「虹色百話」でも詳しく解説( 第2話 渋谷区の同性パートナーシップ証明とは?第18話 渋谷と世田谷で、いよいよ同性カップル公認第62話 渋谷区同性パートナー証明1周年、条例に内在する問題点? )されているように、結婚と同様の権利や義務を保証するものではなく、それが生活の様々な場で、どれほど効力があるかは未知数です。

 法制度で同性カップルを形式的に縛る道具がない中、どのようにセックスやパートナーシップと向き合ってきたのか。大塚さんの著書はとても示唆に富み、同性愛者でなくても自分のこととして考えさせられる内容です。いつかインタビューしたいと目論んでいます。

 長谷川さんは、その大塚さんと古くからの知り合いで、性とパートナーシップを両立させようともがいた時期もありましたが、今は、「セックスと恋愛とパートナーシップは別物」という境地にたどり着かれました。それは自身のゲイというセクシュアリティーや性感染症であるHIVに感染したことを考え抜かれて、たどり着いた考えです。ぜひ性とパートナーシップの読者の方も、ご覧いただけるとうれしいです。

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9件 のコメント

連載再開に向けての希望

浜島恭子

同性愛カップルや単身者の養子・里親の経験を取材していただけたらありがたいです。

同性愛カップルや単身者の養子・里親の経験を取材していただけたらありがたいです。

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3月を待っています

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私も子ども達へのメッセージは時々考え、家族ではジェンダーの話しなどします。子ども達の学校の中ではこれからと言う感じもしますが、少しずつ前に進んで...

私も子ども達へのメッセージは時々考え、家族ではジェンダーの話しなどします。子ども達の学校の中ではこれからと言う感じもしますが、少しずつ前に進んでいるようにも感じます。公開中の映画「彼らが本気で編むときは、」も観に行ってみようと思います。
では、3月を楽しみにしています。

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3月に再開します

岩永直子

皆様、とても嬉しいご感想をありがとうございます。大事に積み重ねてきた連載なので、励まされました。3月に再開すべく、もう何本分か取材は済んでおりま...

皆様、とても嬉しいご感想をありがとうございます。大事に積み重ねてきた連載なので、励まされました。3月に再開すべく、もう何本分か取材は済んでおります。インタビュー連載から始める予定です。いろいろと忙しくて、書く時間が取れずに申し訳ありません。もう少しだけお待ち下さい

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