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[心に栄養](1)ビタミンDと葉酸

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 身体の不調は心に影響する。脳や体が元気になる栄養素をしっかりとって、心を元気にしよう。

[心に栄養](1)ビタミンDと葉酸

 心に良い栄養素として、専門家が真っ先に挙げるのがビタミン類だ。中でも、ビタミンDや葉酸は、うつ病との関連が複数の研究で指摘されている。

 ビタミンDは、皮膚に存在する物質「プロビタミンD」に紫外線が当たると作られる。日に当たる機会が減るこれからの季節は、特に不足しやすい。

 冬季の日照時間が著しく少ない地域では、春先にかけてうつ症状に悩む人が増える。「こころに効く精神栄養学」などの著書がある国立精神・神経医療研究センター疾病研究第三部部長の 功刀くぬぎ 浩さんは、冬季のうつ症状について「ビタミンD欠乏が関係するという説が有力。ビタミンDには、脳内の神経伝達物質の働きを良くしたり、脳を保護したりする働きもあると考えられている」と話す。

 そこで重要になるのが、食事からのビタミンD補充だ。ビタミンDは、キノコ類や魚介類に多く含まれている。

 ホウレンソウに豊富な葉酸もビタミンの一種で、うつ病の予防効果や治療効果が注目されている。葉酸の欠乏で起きる病気は、貧血などが知られているが、葉酸はドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の合成にも関係する。不足するとうつ病のリスクが高まると考えられている。うつ病患者は健康な人と比べて、血液中の葉酸値が低い傾向にあるとする研究もある。

 葉酸は納豆やレバーにも多い。市販のサプリメントもうまく活用して、葉酸を適度に摂取していこう。

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