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部分用ウィッグ、種類充実…薄毛や白髪など髪の悩みに応じ選択

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部分用ウィッグ、種類充実…薄毛や白髪など髪の悩みに応じ選択

ドラッグストアで販売されている小林製薬の部分用ウィッグ(東京都新宿区のミネドラッグプラス京王新宿店で)

 年齢を重ね、薄毛や白髪など髪に悩む女性は少なくない。そうした悩みをカバーする、女性向けの部分用ウィッグ(かつら)の品ぞろえが豊富になってきた。特性をよく理解し、自分に合ったタイプを選びたい。

 東京都内に住む女性(67)は、日ごろから部分用ウィッグを愛用している。50歳過ぎから髪の毛にボリュームがなくなったという。娘のアドバイスで部分用ウィッグを使ったところ「気持ちが明るくなり、積極的に出掛けられるようになりました」と喜ぶ。

 女性が使っているのは、かつら大手のアデランス(東京)が扱う女性向けの部分用ウィッグ。同社が運営する東京・表参道のサロン「フォンテーヌクチュール青山」では、約30種類を扱う。既製品は数万円から、頭の形や髪質・色などにこだわりオーダーメイドで作る場合は、数十万円かかる場合もある。

 店長の天久優子さんは「熱に強いタイプやキューティクルを再現したタイプなど、技術も品質も向上している。それぞれの悩みに応えることができます」と説明する。

 女性用ウィッグの需要は高まっている。小林製薬(大阪)が2013年に40~60代の女性5000人にアンケート調査をしたところ、白髪に悩む人は65%、薄毛や抜け毛の悩みを抱える人は38%いた。15年の調査では、毛髪のボリュームが気になる103人のうち、23%が「今後ウィッグを使いたい」と答えた。

 同社は昨年、部分用ウィッグ「ヘアラ 髪ふっくらウィッグ」(参考価格・税抜き4980円)を発売した。ポリエステル製の人工毛でシャンプー・ドライヤーをかけられ、ヘアピンで簡単にとめられる。白髪を隠したいが美容院に行く時間がない人、初めてウィッグを試す人など、気軽に使うことができるのが人気という。

 店舗に行くのが恥ずかしい、購入を人に知られたくない、といった人に人気なのが通販だ。通販ブランド「セシール」の部分用ウィッグは、つむじにボリュームを持たせるタイプ、地肌が目立つ分け目をカバーするタイプなど、悩み別に作られている。価格は3315円から1万9900円(税抜き)。

 かつらメーカーなどでつくる「日本かつら協会」(東京)の事務局長・羽田直仁さんは「素材の特徴やウィッグの作り方を理解し、自分に合ったタイプを選ぶことが大切」とアドバイスする。

 羽田さんによるとウィッグの素材は人毛、化学繊維で作られた人工毛、その両方を合わせたミックス毛の3種類ある。人毛はカラーリングやカールが可能で自然な風合いが出せるが、洗うたびにドライヤーでセットをする必要があり手間がかかる。人工毛は手入れが簡単な反面、安価な商品はてかりが出る場合がある。

 製造方法も、毛髪を1本ずつ手で植えた品、3~4本をまとめて植えた品、機械で植えた品など様々あり、風合いも異なる。羽田さんは「初めて購入する時は試着をお勧めします」と話す。また通販は、届いてみたら合わなかったり気に入らなかったりする場合がある。返品できるかどうかは業者により異なるので、「返品の仕組みを事前に確認しましょう」と助言している。

 ◇部分用ウィッグを選ぶポイント(羽田さんらの助言から)

・初めて購入する場合は試着をする

・毛の素材や製造方法の特徴を確認する

・毛の色を選ぶ際は、自分の頭頂部の色ではなく、両耳の上の髪色と合わせる

・通販の商品は、返品の条件を調べてから注文すると安心

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