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赤血球の硬さで病気リスク判断、阪大が手法開発

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 血液中の赤血球の「硬さ」を測定し、心筋梗塞などの病気のリスクを評価できる手法を開発したとする論文を、大阪大の金子真教授(機械工学)らがスイスの科学誌電子版に発表した。

 「病気の診断機器として応用したい」とし、企業と協力して実用化を目指す。

 血液は、赤血球、白血球、血小板などで構成。赤血球の大きさは6~8マイクロ・メートルで、本来は軟らかく、極細の血管内でも変形しながら流れる。食生活の乱れなどが続き、硬くなると、血管を流れにくくなり、血液を送り出す心臓に余計な負担がかかって心筋梗塞のほか、脳梗塞など様々な病気のリスクが高くなる。

 チームは、マイクロチップに、極細の血管と同程度の直径3・5~4・5マイクロ・メートルの3種類の細管を配置。そこに心臓病の人と、健康な人の血液をそれぞれ流し、赤血球が通り抜ける速さを高速カメラなどで測定。心臓病の人の硬い赤血球は、健康な人に比べ、細管を流れる時間が、余計にかかったとしている。

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