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点状表層角膜炎長引き充血、発熱

 昨年秋、はやり目(流行性角結膜炎)になった後、点状表層角膜炎になりました。目やに、充血、発熱などの症状が改善されず、10か月間、目薬を続けています。いったん症状が治まった後、再発したこともあり、本当に治るのか、心配しています。(38歳女性)

他の感染や炎症心配、別の眼科へ

佐野 研二 あすみが丘佐野眼科院長(千葉市緑区)

 はやり目はアデノウイルスによって引き起こされる結膜炎で、細菌性の結膜炎と比べて、目やに、涙、充血、まぶたの腫れなどの症状が強く、感染力も非常に強いのが特徴です。発症後2週間ぐらいたつと、約半数の人に「点状表層角膜炎」という黒目の部分(角膜)に炎症による混濁が表れ、「かすみ」「まぶしさ」などの症状が出ます。

 流行性角結膜炎の治療は、風邪と同様に原因のウイルスに効く薬がありません。細菌による混合感染を防ぐために、抗菌剤の点眼と、炎症の重症化を抑える「フルメトロン」「リンデロン」などのステロイド(副腎皮質ホルモン)の点眼をしながら、自分の免疫力によって治るのを待つことになります。

 結膜炎が治った後、点状表層角膜炎が起きて黒目の部分に「角膜混濁」が表れると、通常は数か月から半年くらいまでには治ります。

 相談者の方は、発症してから10か月たっても充血、目やに、発熱などの症状があるとのこと。流行性角結膜炎の再発は、原因ウイルスの型が異なる場合には起きる可能性はありますが、頻度としては、かなり少ないと思われます。

 心配なのは他の微生物による感染やアレルギー性の結膜炎と強膜炎、それに加えてドライアイなどを併発していないかということです。他の眼科にセカンドオピニオンを求め、こうした可能性がないか調べてもらうことをお勧めします。

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