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私のマラソン道

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青森からハワイまで「旅ランのすすめ」

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東京本社読者センター企画委員 面矢 一彦

テニスシューズで走った初参加

2012年の「手賀沼エコマラソン」で力走する筆者

2012年の「手賀沼エコマラソン」で力走する筆者

 55歳を過ぎてマラソンを始めました。それまではスポーツは主にテニスをやっていたのですが、テニスというスポーツは上達するに連れて運動量が少なくなります。ある程度相手の球筋がわかり、次にどこに打ってくるか予測できるようになれば最小限の移動距離で済むからです。テニス後の飲み会が楽しみなのですが、運動量が少なくてもビールをガンガン飲んでよく食べれば、当然太ってきます。体重が一時80キロ(身長は172センチ)までになり、「これはいかん」と、あるダイエットを始めて半年で68キロまで落としました。

 体が軽くなるとやはり運動がしたくなり、そこで始めたのがマラソンでした。きっかけは地元の行きつけの居酒屋のマスターが毎年出ている大会があり、「一緒に出ませんか」と誘われたことでした。私は10キロの部に参加したのですが、ランニング用シューズがなかったのでテニスシューズで参加し、50分台前半と割といい記録が出たので一気にはまってしまいました。ちなみに今もこの記録はまだ更新できていません。

青森、沖縄、ハワイまで

 それから約4年、毎年いくつかマラソンの大会に出ていますが、主に遠方の大会に出ています。いわゆる「旅ラン」ですが、北は青森、南は沖縄、ハワイのホノルルも行きました。昨年は旅ランも含めて12の大会に出場しました。今年は6月末までにすでに8大会出場しました。

 旅ランの良さは完走の達成感だけではなく、その地方のおいしいものが味わえたり、温泉に入ったり、観光を楽しんだりできるところです。まさに一石二鳥ならぬ三鳥ぐらいの感じ。フルマラソンは5時間から6時間走るので、レース後は温泉につかるぐらいしか時間がありませんが、10キロレースやハーフマラソンならば、レースが終わるのは午前中又は午後早くなので、午後はまるまる観光や食べ歩き(飲み歩き?)に使える楽しみがあります。

ゲストとのふれあいも楽しみ

走者とハイタッチする高橋尚子さん

「黒部名水マラソン」で参加者とゴール前でハイタッチをする高橋尚子さん(5月29日)[読売新聞富山版より]

 またゲストランナーや特別ゲストなどとふれあえるのも旅ランの楽しみです。5月末に富山県黒部市で行われた「第33回カーター記念 黒部名水マラソン」(読売新聞社など共催、フルに出場)では、高橋尚子さんが中間地点とゴール直前でハイタッチをしてくれました。4月の新潟県佐渡市での「佐渡トキマラソン」(読売新聞新潟支局など後援、ハーフに出場)では、AKB48グループのNGT48のメンバー2人が5キロの部に参加していて、ハーフマラソン終了後のミニコンサートを楽しみました。しかし、この時は荒天で新潟市へ帰るフェリーが出なくなり、佐渡でもう1泊する羽目になりましたが、それも旅ランならではの経験です。

移動は快適な高速バスで

 交通手段はほぼ毎回高速バスを使います。高速バスには何となく「狭苦しい」というイメージがありますが、最近はリラックスできる「広々タイプシート」や「3列独立式」「プライベートモニター付き」など様々なタイプがあり、ゆったりできて映画なども楽しめるものが主流になっています。隣に誰も座らない「2席予約シート」などもあります。それでいて料金は新幹線や飛行機などの通常料金よりかなり安いので、浮いたお金はマラソン後の「1人宴会」代やお土産代に使えます。走るのが苦手な方も「旅ラン」から楽しみながら始めてみてはいかがでしょうか。

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面矢 一彦(おもや・かずひこ)
【略歴】1984年入社。英字新聞部、地方部編成などを経て2014年5月より現職。モットーは“Enjoy Running.”

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 マラソンやランニングが、ライフスタイルとして定着しつつあります。週末、各地の大会に出かける人も多い中、あなたのオフィスの隣の人がランナーかも? 読売新聞社内のマラソンランナーが、国内外の大会に参加した体験記、トレーニング法、仕事との両立など、マラソンへの思いを語ります。

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