よりぬきクック・ブック
健康・ダイエット・エクササイズ
焼きとろろ おかかまぶし
消化のよい焼きとろろのおかずを、そうめんに
夏といえばそうめん。食欲のない日もさっぱり食べられます。でも、そうめんだけでは、ご飯だけ食べているのと同じ。栄養が偏り、夏バテしがちです。
そうめんの献立には、肉や魚介などのたんぱく質と野菜の簡単なおかずで栄養バランスを整えましょう。
ご紹介するのは、ひき肉入りのとろろを焼いた温かいおかず。
ナガイモは消化吸収がよく、ボリュームがあるわりには、おなかにもたれません。すりおろして焼くと、ふんわりとして口あたりもよいので、食欲が低下した時にもお箸がすすみます。
夏の疲れが出る時期、そうめんのおかずにいかがでしょう。
[ 作り方 ]
(1) ひき肉を加熱する
耐熱ボウルにひき肉と(A)を入れ、フォークなどでほぐしながら混ぜます。ラップをかけて電子レンジで2分加熱します。取り出してほぐしながら混ぜ、ラップをかけずにもう一度2分加熱して、冷まします。
(2) 野菜類と混ぜてたねを作る
ナガイモを別のボウルにすりおろし、紅ショウガ、万能ネギ、(1)のひき肉を加えてざっと混ぜます。
(3) カツオ節をまぶす
小さめのボウルにカツオ節をもんで入れ、(2)のたねを1/6量ずつすくって入れ、上にもカツオ節をふります。
(4) 焼く
フライパンに油を入れて中火で熱し、(3)をすべらせて入れます。残りも同様にして次々にフライパンに入れ、両面をこんがり焼いて取り出し、器に盛ります。
※そうめんは包装の表示時間通りにゆで、手早く水に取って洗い、ザルに上げて水気を切ります。器に盛って、めんつゆを添え、あればミョウガの小口切り適宜をのせます。
◇ ◇ ◇
調理指導 ■ 枝元 なほみ
えだもと なほみ/料理研究家。劇団の役者兼料理主任、無国籍レストランシェフを経て料理研究家に。家庭料理から本格的エスニック料理まで幅広く、オリジナリティーあふれるレシピ、気さくな人柄で人気。一般社団法人チームむかご代表として、農業生産者や被災地の支援活動も行っている。『ずっと作りたい決定版レシピ 具だくさんでおいしい 食べるスープ』(世界文化社)、『取り分けスタイルで超簡単! 大皿おかずの本』(エイ出版社)ほか著書多数。
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