よりぬきクック・ブック
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焼きそうめん アジアントマトソース

かた焼きそば風にパリッと焼いて
魚肉ソーセージはフィッシュソーセージともいい、魚肉のすり身に調味料や香辛料、デンプンなどを練り混ぜ、ケーシングに入れて加熱したもの。
魚肉ソーセージの原料は、ヒメジ、ホッケ、スケソウダラ、イトヨリ、サケ、マグロなど。中にはアジだけを使って、日本初の魚肉ソーセージを再現したものもあります。
一般に食肉のソーセージに比べて低脂肪・低カロリー。カルシウムやDHA(ドコサヘキサエン酸)、コラーゲンを添加した商品も見られるなど、健康志向の食品として見直されています。常温で保存できるので、ストック食品として活用してみては。
[作り方]

(1) 下ごしらえをする
魚肉ソーセージは縦4等分に切り、幅6~7mmのコロコロに切ります。トマトはヘタを除いて1cm角に切ります。ニンニクは粗みじん切りにします。
(2) そうめんをゆでる
鍋にたっぷりの湯を沸かし、そうめんを半分に折って入れます。しんなりするまで40秒~1分、かためにゆでてザルに上げます。
(3) そうめんを焼く
ホットプレートを180度に熱し、ゴマ油大さじ2をひきます。(2)のそうめんを1/12量ずつまとめて並べます。丸く形を整え、木ベラなどで軽く押さえながら、焼き色がつくまで焼きます。裏返して同様にカリッとするまで焼き、皿に取り出します。
(4) ソースを作る
(3)のホットプレートに残りのゴマ油と、(1)のニンニクを入れます。香りが立ったら魚肉ソーセージを入れていためます。トマトを加えて混ぜ、温まったら(A)を加えて調味して、2~3分煮詰めます。これを(3)のそうめんにかけ、香菜を添えます。

そうめんは小さめにまとめて押しつけ、こんがり、パリッと焼く
◇ ◇ ◇

調理指導 ■ 枝元 なほみ
えだもと なほみ/料理研究家。劇団の役者兼料理主任、無国籍レストランシェフを経て料理研究家に。家庭料理から本格的エスニック料理まで幅広く、オリジナリティーあふれるレシピ、気さくな人柄で人気。一般社団法人チームむかご代表として、農業生産者や被災地の支援活動も行っている。『ずっと作りたい決定版レシピ 具だくさんでおいしい 食べるスープ』(世界文化社)、『取り分けスタイルで超簡単! 大皿おかずの本』(エイ出版社)ほか著書多数。
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