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2件 のコメント

延命はどこまで何をやるか

埼玉のシニア

前回までのブログで書いたように、家内が緊急搬送されて入院しましたが3ヶ月たち、注射による栄養補給でなんとか生き延びましたが、体重が35キロほどまでになり、血圧も上が100前後、ほほがこけて、体が硬直してきています。せめて食欲をと思い、お楽しみ程度のおやつも飲み込み出来ず、神様の手にしっかりと包まれています。

延命のための胃鑞や心拍停止のための電気ショックなどすべてを断って今の処置ですが、反省も後悔もしておりません。風邪でも医者に行かず、注射などまっぴらと逃げ回っていた人に、注射以上のつらい事が出来ますか。

延命治療は、生きている人間の、相手を思っていると錯覚する人間の、それは、欲なのだ、と思います。確かにお医者さんは人を長く生かすために、処置をしますし、するように進めますが、それを受け入れるかどうかは、周りの人間が理論立てて考えることだと思います。

かといって、注射の中身を単に水だけにして治療をした家庭もありますが、それはいただけません。どんなに考えても、それは延命治療ではありません。人間の考えることではありません。

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共感できないなあ

ざと

この方の書かれているのは、この方の家庭事情と家族関係です。
この方のように介護したい、親に何としても生きながらえて欲しい、という家庭ばかりではないはずです。
介護する家族すら、いない方だっておられるのが現実ですから。

延命や救命は、本人が決めることであって、医療従事者が決定できることでも、ましてや家族が決めていいことでもありません。
人の考えは変化しますから、何度でも事あるごとに意思確認するわけです。
なのに「治療するのかしないのか、今後どうするのか質問された」こと自体を、なぜここまで感情的に否定なさるのか、この点も理解できません。
とことん介護して、どんなに手間とお金がかかっても延命だ、という方もいれば。
苦しいのはご免です、このままそっとしておいてください、という方もいる。
どちらの決断も、尊重されるべきなのに。
正解などない問題ですが、医療資源や介護の担い手は有限である現実は、十分に考慮されるべきでしょう。

最後に「あなたの家族なら、どうしますか」という質問で締めくくられていますが、私の答えは「家族の意思に従う」です。
たとえ私自身が救命を切望していても、本人が拒否すれば治療はしません。

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