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中野未佳の高齢者にやさしいシルバーレシピ

[ きょうの健康レシピ ]

健康・ダイエット・エクササイズ

チンジャオロースー

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お肉を軟らかく調理しましょう

 今回は前回に引き続き「肉を軟らかく調理」がテーマです。牛肉を旬のピーマンといためた定番、チンジャオロースーのご紹介です。

 肉は部位、調理法によっては固く仕上がってしまいます。歯や 咀嚼(そしゃく) 、飲み込む力の弱くなるシルバー世代からは「肉は好きだけど食べにくい」という声がよく聞かれます。好きな料理をしっかり食べられるよう、調理方法や肉の部位の選定など工夫したいですね。

 今回は牛肉を片栗粉でまぶし調理します。片栗粉でコーティングされた牛肉は軟らかく、なめらかな食感に仕上がり、調味料の絡みも良くなります。この方法は煮物、蒸し物など他の調理法でも使えます。

 また素材のカット方法もポイントです。肉、野菜は繊維をなるべく短くカットすることで食べやすくします。素材をよく見て繊維の流れを確認しましょう。

 ピーマンはさっといためるだけではなかなか軟らかくなりにくいです。とはいえ加熱しすぎても、せっかくのきれいな緑色がくすんでしまいます。事前に電子レンジで下加熱しておくと、手早く調理ができます。

[ 作り方 ]

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(1) 牛肉は一口大に、ピーマン、赤パプリカ、タケノコ水煮は3~4mmのせん切りにそれぞれ繊維に直角にカットする

(2) 牛肉を酒で漬け込んだ後に片栗粉をよくまぶし、フライパンでゴマ油を熱しいため、取り出す

(3) フライパンにゴマ油を熱しピーマン、赤パプリカ、タケノコ水煮をいため、合わせた(A)の調味料、(2)の牛肉を加えさっといためる

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中野未佳(なかの みか)

管理栄養士、介護食士2級、正調理指導師、健康咀嚼指導士
料理教室、弁当や総菜を販売する中食企業においてメニュー提案・指導に携わる。製菓業界で製造を経験し、お菓子作りも得意。最近は病院、福祉施設にも献立提案を行い、特にシルバー世代の健康増進をテーマにレシピを研究中。

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