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松永正訓の小児医療~常識のウソ

コラム

効いたよね、早めの風邪薬?

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 私たちの知識の中には意外と「常識のウソ」が多いものです。たとえば、「分かりやすい日本語を書くためには主語をはっきりさせろ」とよく言われます。本当にそうでしょうか? 次の文章を読んでみてください。 “国境の長いトンネルを抜けると雪国であった” 日本文学で最も有名な文章かもしれません。川端康成の「雪国」の最初の一文です。この文章の主語はどれでしょうか? どこにもありませんよね。私たちは中学生の時から…

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松永 正訓(まつなが・ただし)

 1961年、東京都生まれ。1987年、千葉大学医学部を卒業し、小児外科医となる。日本小児外科学会・会長特別表彰(1991年)など受賞歴多数。2006年より、「松永クリニック小児科・小児外科」院長。

 『運命の子 トリソミー  短命という定めの男の子を授かった家族の物語』にて2013年、第20回小学館ノンフィクション大賞を受賞。著書に『小児がん外科医 君たちが教えてくれたこと』(中公文庫)、『子どもの危険な病気のサインがわかる本』(講談社)など。

 ブログは http://wallaby-clinic.asablo.jp/blog/

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2件 のコメント

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風邪の診断と類似重症疾患の対策の為の診断

寺田次郎 関西医大放射線科不名誉享受

風邪の処方は結構難しいですね。 普通に抗菌剤の処方をお願いされても困りますが、直後に海外出張の予定があり、こじらせた場合の抗菌剤をお願いされたら...

風邪の処方は結構難しいですね。
普通に抗菌剤の処方をお願いされても困りますが、直後に海外出張の予定があり、こじらせた場合の抗菌剤をお願いされたらやむを得ませんが、ニュースを賑わすような過剰診療は結果的に何かが起こった時の抗生剤の手段を減らしてしまいます。
多剤耐性菌の問題は薬品の適正使用と密接な関係にあります。

小児に限らず、「風邪なので薬ください」という患者さんは結構大変です。
風邪は積極的に診断するものではなく、除外診断です。
関節や頭痛で発症しやすい人もいますが、口や鼻、呼吸器の上気道症状で発症するのが多く、急性扁桃炎や気管支炎、肺炎などを除外したときの暫定的な診断としての風邪が一番正しいのではないかと思います。

こういうの真面目にやりすぎると、一般人の感覚とも乖離しますし、開業医や薬局の一部とも揉めますが、だからと言って、本当に一般人や商業的医療機関の意見に流されすぎたら、それはまた医師の権威への信頼に関わってきます。

実際、皆さんは仕事や勉強、テストを抱えている中で、医療と健康だけを基準に四角四面な医療を行うことが正しいとは思いませんが、理解したうえで、薬局や開業医での対症療法と2次以降の医療機関での根治的診断治療を併用していく必要があるかなと思います。

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市販薬

カピバラさん

風邪、インフルエンザの根本治療に薬は効かないということは医師なら常識として知っているはずなのに、開業医で抗生剤まで処方するのは明らかに薬の過剰投...

風邪、インフルエンザの根本治療に薬は効かないということは医師なら常識として知っているはずなのに、開業医で抗生剤まで処方するのは明らかに薬の過剰投与、カネ儲けとしか映りません。冬になればCM連呼の市販の風邪薬も同じ、騙す製薬メーカーが悪いのか、はたまた騙される市民が愚かなのか。
私が風邪、インフルエンザ対策にしているのは、予防注射とイソジンでのうがい、そして歯磨き。マスク同様に口からの感染を防ぎます。と、これも素人療法、乗せられているだけでしょうか。

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