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イグ・ノーベル・ドクター新見正則の日常

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大谷翔平1人で野球ができないように…医師1人で医療はできない

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 「163」。東京ドームのスコアボードに表示された数字です。6月5日、巨人・日本ハム戦で大谷翔平投手が四回裏一死満塁のピンチに巨人のクルーズ選手に投じた4球目の速度表示です。球場がざわめきます。なんと 公式戦での日本最速を記録した瞬間です

 6月5日の午前中には仕事があり、午後は時間の余裕があったのでテレビ観戦をしようと思っていたのですが、知人がチケットを譲ってくれました。投手からは相当離れている外野席に近い2階での観戦でしたが、東京ドームはどの席も結構見やすくできているので、臨場感満点で二刀流の大谷君を生で見ることができました。にわかプロ野球観戦ファンとしては至福の試合でしたね。

 まず、先発メンバーの発表で、「5番ピッチャー大谷」とアナウンスされます。打順は侍ジャパンの4番も打つ中田選手の次で、台湾代表選手も務める陽岱鋼選手の前です。投手でクリーンアップですよ。 (すご) いですね。一方で迎え撃つ高橋由伸監督率いる巨人軍も、7連敗から、6連勝と勢いに乗っています。巨人軍にとっても7連勝をかけての大切な一戦です。当然、東京ドームは超満員です。

 立ち上がりに大谷翔平投手は巨人の先頭打者・大田選手にホームランを打たれます。巨人の先発は高木投手ですが、三回に3点を取られるもその後は七回まで無失点で抑えて、上出来の展開です。しかし、八回に中田選手と陽岱鋼選手にホームランを打たれて3点を取られました。一方の大谷翔平投手は三回の満塁の場面で犠牲フライを打って打点1、そして六回にはライト前にヒットを放って、15試合連続安打です。そして九回に1点を失うも、123球を投げ完投勝利で4勝目という結果でした。160キロ以上は6球、八回にも投げました。凄いですね。

 堪能しましたよ。野球観戦。

 娘が大の巨人ファンですから、僕も巨人ファン、そして高橋監督の大ファンですので、首には巨人カラーのオレンジのタオルを巻いています。しかし、この日だけは、売店で「大谷翔平」の名前入りの青のタオルを購入し、それも首に巻いて応援です。巨人には優勝してもらいたい。でも、今日は大谷翔平の活躍も見たい。少々 贅沢(ぜいたく) な悩みですね。

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知りたい!_20131107イグ・ノベーベル賞 新見正則さん(1)写真01

新見正則(にいみ まさのり)

 帝京大医学部准教授

 1959年、京都生まれ。85年、慶応義塾大医学部卒業。93年から英国オックスフォード大に留学し、98年から帝京大医学部外科。専門は血管外科、移植免疫学、東洋医学、スポーツ医学など幅広い。2013年9月に、マウスにオペラ「椿姫」を聴かせると移植した心臓が長持ちする研究でイグ・ノーベル賞受賞。主な著書に「死ぬならボケずにガンがいい」 (新潮社)、「患者必読 医者の僕がやっとわかったこと」 (朝日新聞出版社)、「誰でもぴんぴん生きられる―健康のカギを握る『レジリエンス』とは何か?」 (サンマーク出版)、「西洋医がすすめる漢方」 (新潮選書)など。トライアスロンに挑むスポーツマンでもある。

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