文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

あなたの健康百科 by メディカルトリビューン

あなたの健康百科 by メディカルトリビューン

「砂糖控えて」食品に糖類の表示、義務付け…米当局

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
「砂糖控えて」食品に糖類の表示、義務付け…米当局

 FDAは5月20日、食品の栄養成分表示に関する規定を改訂したと発表した。今後、米国で販売される食品には従来のカロリーや脂質、タンパク質、塩分、食品そのものに含まれる糖類とは別に、食品の加工の過程で添加された砂糖などの糖類の量が1日当たりの推奨量に占める割合とともに表示されることになるという。今年1月に発表された食事の新ガイドライン(指針)で初めて糖類の摂取基準が示されたこと(関連記事)を受けた改訂で、FDAでは「健康的な食事を選択するための参考にしてほしい」としている。

1日50グラム未満、厳しい食事指針受け

 米国で今年1月に発表された食事の指針には初めて糖類の摂取基準が盛り込まれ、「肥満や糖尿病などの生活習慣病にならないために糖類の摂取量を1日の総エネルギー量の10%未満に抑えるべき」との推奨が示された。1日に必要なエネルギー量は年齢や男女で異なるが、必要エネルギーが2,000キロカロリーの人では1日に摂取できる糖類は約50グラム程度。これは缶ジュース1缶とドーナツ1つで軽く超えてしまう量で、かなり厳しい基準といえる。

 FDAはこれまでも食品のパッケージにカロリーや脂質、タンパク質、塩分、さらに炭水化物(食物繊維および糖質)などの量の表示を義務付けていたが、食事指針に糖類の摂取基準が設けられたことを受け、栄養成分表示の規定も改訂。食品そのものに含まれる糖類に加え、添加された糖類の量も詳細に表示することが義務付けられることになった。

 この他、1パッケージの内容量が何食分に相当するかに加え、1食分の具体的な量とカロリー量が太字で強調表示される。さらに、糖類を含めた全ての栄養素について、1日当たりの必要エネルギー量に占める割合も明記されることになる。

 食品会社は2018年6月までに、新たな規定に従った表示に切り替えることが求められている。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

kenkohyakka

あなたの健康百科
あなたの健康百科はこちら

あなたの健康百科 by メディカルトリビューンの一覧を見る

最新記事