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医師の内因性心臓死、「過重労働が原因」…遺族が賠償求め提訴

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 長崎市の長崎みなとメディカルセンター市民病院に勤務していた男性医師(当時33歳)が2014年に死亡したのは過重労働が原因として、妻ら遺族3人が病院を運営する地方独立行政法人・長崎市立病院機構に約3億7000万円の損害賠償を求めて長崎地裁に提訴した。提訴は4月19日付。

 訴状によると、男性は14年4月に同病院に採用され、心臓血管内科医師として勤務。毎月100時間を超える時間外勤務が続き、同12月に自宅で心肺停止の状態で見つかり、死亡が確認された。死因は著しい疲労の蓄積によるとみられる内因性心臓死だった。

 遺族側は、同機構が長時間労働を把握していたにもかかわらず、勤務医を増やしたり、当直日数を減らしたりするなどの措置を講じなかったことが、安全配慮義務違反にあたると主張している。男性は地方公務員災害補償基金から公務災害の認定を受けたという。同機構は「訴状の内容を確認し、今後の対応を検討したい」としている。

 このほか、遺族は同機構に男性の残業代の未払い分など約740万円の支払いを求める訴訟を4月13日付で起こしている。

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