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歌手 水前寺清子さん

一病息災

[歌手 水前寺清子さん]腰部脊柱管狭窄症(6)歌で人生を応援、故郷思う

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[歌手 水前寺清子さん]腰部脊柱管狭窄症(6)歌で人生を応援、故郷思う

 「ステージで転ぶのは怖い。でも、怖がっているのが、お客さまに伝わってはいけない」。芸能生活50周年記念公演を2014年12月に控え、手術を決断した。

 足がしびれて転ぶのは、「腰部脊柱管狭窄症」と診断された。背骨の腰の部分の、神経を囲んでいる管が狭くなり、神経を圧迫する状態だ。若い時から着流し姿で背筋を伸ばして歌い続けたことや、何度も起きたステージでの転倒事故によるけがなどが重なったためとみられる。

 重大イベントの半年前の同年6月に手術を受けた。直ちにリハビリに専念し、衰えていた脚の筋肉を付けていった。「♪一日一歩 休まないで歩け。元気でなければ、チータじゃない」。病床からブログで、自分を奮い立たせるように発信していた。手術のおかげで、ふらつきはなくなった。

 古里の熊本を今月、大地震が襲った。「あんなに多くの避難者の方が出て、幼い頃から仰ぎ見ていた熊本城まで……」。すぐに地元に入って支援物資を届けたかったが、現地はまだ大変な状況のため、時機を待っている。

 長くかかる被災地復興の支援基金を、近く設立する。70歳となった“終戦っ子”は、今も人生の応援歌を歌い、故郷を思い続ける。(文・斉藤勝久、写真・工藤菜穂)

  歌手  (すい)(ぜん)()   (きよ)() さん(70)

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