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[すっきり生活](2)「片づけ」短時間で楽しむ

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[すっきり生活](2)「片づけ」短時間で楽しむ

 片づけが苦手なADHD(注意欠如・多動性障害)の傾向を持つ「ADHDタイプ」の人たち。その大きな特徴は、集中力を持続させるのが難しいことだ。片づけたい気持ちはあっても、作業が長く続かない。

 「行動や感情をうまくコントロールできないのは、脳内の神経伝達物質『ドーパミン』の分泌がアンバランスなためです」。司馬クリニック(東京都武蔵野市)の精神科医、司馬理英子さんは分析する。

 ドーパミンは、好きなことをやっている時、好物を食べている時、目標が達成できて満足している時などに、放出される。しかし、やらねばならない義務や強制にあうと、ドーパミンはとたんに休眠して、集中力が続かない。整理整頓が苦手、嫌いな人が、片づけが始まるとやる気がなくなるのも、このためだ。

 「ADHDタイプの人たちは、ランナーでいえばコツコツ型の長距離走者ではなく、瞬発力を誇る短距離走者。この個性を生かして、片づけは長時間でなく、15分以内で終わるようにしましょう」と司馬さんはアドバイスする。15分以上続ける場合も、10分程度の休みを取りながら続ける方が長続きする。

 片づけを楽しみながらできるような工夫も必要。好きな音楽を聞くとドーパミンの分泌が促される。好きなアロマ用品や香を、片づけ作業中か、終わったらたくのもいい。楽しみなテレビ番組などの前の15分を、片づけに充てる方法もある。

 「苦手な片づけをした自分を、ほめてあげるのも大切です。片づけが終わったらご褒美に、好きなものを食べるのも、良いですよ」

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