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高崎尚樹の健康ルネサンス

健康・ダイエット

“お花見”ウォーキング

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 全国各地に出張する。新幹線や飛行機、自動車に乗ることが多く、一日の移動距離は数百kmにもなるが、座席に座っている時間が長くなり歩数は極端に少なくなるのが常である。

 

 先の週末も、静岡県内に出張し自治体が推奨する“ウォーキングコース”を視察してきた。朝8時に宿泊先を出発し、夜20時に帰宅するまでの移動距離は166.7km、移動時間は、9時間14分、歩数は20,374歩であった。

“お花見”ウォーキング

 

 筆者の出張セオリーを大きく超え、2万歩も歩いてしまっている。

 この日を境に、筆者が自らの経験をもとに構築した「出張日歩数減少の法則」は崩れ去った。

 出張先では帰る新幹線の出発まで、時間的な制約がある。しかも見知らぬ土地であるため、効率的に動けるとは、限らない。しかし、先日のように、いつのまにかたくさん歩いてしまうことがあるのである。

 

 ウォーキング大会やマラソン大会を除いた筆者の経験では、1日あたりの最高歩数は4万歩。娘が幼い頃、ディズニーランドで開園から閉園の時間まで楽しく歩き回った時である(正確に言うと、満喫していたのは娘だけで、父母は疲労 困憊(こんぱい) したような記憶もある)。

 さて、今回の出張日における輝かしい“2万歩”の記録については、明確な理由“お花見”がある。決して「酔っぱらっていつの間にか歩いていた」とか、「花より団子」目当てで歩いていたわけではない。ウォーキングコースなるものの視察であったため。元々桜の木は多かったのだが、最近始めたカメラの趣味ゆえ、ついキレイな並木や、枝ぶりの良さそうな桜の樹を見つけると、ちょっとそこまで歩いて立ち寄ったのである。

 

 定められたコースを真っすぐ歩かず、フラリフラリと寄り道しながら歩くと歩数が増えるのである。しかも、この歩きかたは苦痛でもなく、やけに楽しい(そういう出張ばかりだと、どんなに (うれ) しいか)。

 次の写真は静岡県富士市の街角だが、素晴らしいたたずまいに2往復半も歩いてしまった。

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 「運動しよう」「スポーツしよう」「身体を動かそう」と思う気持ちは誰にもある。しかし、時間が取れない、場所がない、仲間がいないという「できない」理由も常にあるのが現実。日常の生活の中で、身体を動かすことをどう取り入れるのか? 200m先まで自動車で買い物に行ってないか? 駅ではできるだけ階段を使うようにしているか? 健康のために、身体を動かせるかどうかは、時間でも、場所でも、仲間でもなく、自分自身の心がけと行動だけの問題かもしれない。

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 しかも、頑張った一日には、自分で自分を () めてあげたくなるものである。

 今回の出張、筆者は「たいへん、よくできました!」と強く自分を誉めてあげたくなり、

 かの司馬遼太郎先生も食されたという「うなぎ」というものを食べてみた。

 創業安政3年からの味は、それはそれは、たいへん美味であった。

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高崎 尚樹(たかざき なおき)

株式会社ルネサンス 取締役常務執行役員ヘルスケア事業担当
経営学修士

【業務経歴】
1985年、ダイエーグループ入社。ホテル、スポーツクラブ等、レジャー・サービス事業担当。94年、ルネサンス入社。2006年、執行役員ヘルスケア推進部長。08年から現職。

【公的活動】
厚生労働省関連:公益財団法人 健康体力づくり事業財団理事、健康日本21推進全国連絡協議会幹事、国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所協力研究員
経済産業省関連:日本版PHR研究会委員、次世代ヘルスケア産業協議会 健康投資WG委員などを歴任。

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