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肝臓病に立ち向かう<上>脂肪肝で食い止めよ

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◆だらだら食いは禁物

 だらだら食いが良くないのは、持続的に食べていると、インスリンがずっと出続けてしまうからです。小腸で吸収されたエネルギーが肝臓に行き、糖分としてたまり、インスリンの作用で脂肪に変わります。ですから、どんどん、肝臓に脂肪がたまることになるのです。エネルギーを使って脂肪を消費していかないと、肝臓はずっと脂がたまった状態が続いてしまいます。取るエネルギーと使うエネルギーのバランスをちゃんと考えてください。

 寝る前に食事をするのが良くないのは、取ったエネルギーが全部肝臓で脂になってしまうからです。あまり太っていないのに脂肪肝になっているような人は、だらだら食いや、就寝前の食事が原因になっていることが多いので、寝る前の2時間は、食べないことが大事です。

 お酒は全部、肝臓で脂に変わりますので、おつまみは脂っこいものではなく、お刺し身、鶏のササミ、卵の白身、大豆や豆腐など、たんぱく質をとることがお勧めです。また、肝臓を休めてあげる「休肝日」を週2日は作るようにしましょう。お酒を飲んだ後、肝臓にたまった脂肪を全て分解するには、やはり24時間かかります。できれば、2日続けてではなく、週の離した日で2日、休肝日を持っていただければと思います。なるべく間隔を空けて、1滴もお酒を飲まない日を作ることで、肝臓の酷使を避けられます。

 運動は、わざわざスポーツジムに通わなくても、毎日できる程度のもので十分です。速足歩行を15分以上するといいでしょう。都市部なら、通勤の際に1駅前で降りて少し速足で歩く程度です。この程度の運動を習慣づけて毎日するようにすれば、肝臓に付く脂肪はずいぶんと減るはずです。食後15分から30分ぐらいは、体を横にした方が肝臓に流れる血液の量が多いので、運動はその後にするといいでしょう。

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