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わたしの医見

医療・健康・介護のコラム

冷淡な医師

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神奈川県 主婦 72

 昨年5月、大腸がんで7年間闘病していた弟が62歳で亡くなった。がんだけでなく、腸閉塞などの治療も含めて計6回の手術を経験していた。これ以上治療のすべはないとの医師の判断もあり、在宅看護に切り替えることにした。

 協力してくれる病院が決まるまでの約1か月間、引き続き入院していたが、主治医も含めて、これまで回診に訪れていた医師は一度も顔を出さない。

 多忙なことは分かるが、最後まで治ると信じていた弟に、せめて退院日に一言でもかけてほしいと思っていた。願いは届かなかった。治療を施すことのない患者への冷淡な対応としか思えない。仕方がないことなのだろうか。

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2件 のコメント

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慢性患者さんの回診は看護側で決めています

医師歴30年

●医療過疎地なのか、充足地なのかわかりませんが、中規模病院での一般的回診のシステムをお知らせします。 ●入院直後で診断未定の場合、あるいは急変の...

●医療過疎地なのか、充足地なのかわかりませんが、中規模病院での一般的回診のシステムをお知らせします。
●入院直後で診断未定の場合、あるいは急変の可能性ある場合は毎日回診します。これは医師の自主的行動です(当然)。
●次に診断も確定し、後は定型的な治療に入った場合は、毎日ないし隔日程度の回診になります。
●慢性期でリハビリなどに移行した場合は、埼玉県や茨城県など医師の数が全国平均の半分の病院では、発熱などない場合を除き、週1回の回診になる場合もありえます。
●今回は自宅での看取りの過程で、退院を待っていたわけですから、回診は主治医ではなく、病棟看護長が必要と認めない限り行わない可能性も多々あるのです。
●医師は診てあげるのはやぶさかではないが、ナースレベルでほかの患者さんの回診をリストアップして、白衣で風を切るような多忙さで回診させていたのではないでしょうか。
●ナースの中には意外とクールな人がいて『退院決まったなら早く帰ってよ』と思っている人が多いですよ。今の職場もそうだなー

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本来の回診とは

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悲しいお話です。 多くの患者さんを受け持ち、治療に専念すればするほど、このような落とし穴にはまる危険があるのです。病状が変化すればナースが報告す...

悲しいお話です。
多くの患者さんを受け持ち、治療に専念すればするほど、このような落とし穴にはまる危険があるのです。病状が変化すればナースが報告することになっているので、治療だけならそれでやっていけないこともないのです。
しかし、医療者の本分は治療ではなく、患者さんや御家族の満足にあると考えるなら、それで良いというわけにはいきません。
対策の一つは文字通りの「回診」をすることです。本来の回診とは、必要に応じて病室へ出向き診察や処置をすることではありません。容体に関わりなく、全ての受け持ち患者さんの病室へ足を運び、「お変わりないですか?」などと声をかけて回ることです。実際にやってみればそれほど負担になるわけではありません。
ことに患者さんや御家族のお気持ちを把握しておこうと思うなら、ごく短時間であってもひんぱんにお顔を拝見し挨拶しておくことはたいへん役に立つと考えています。

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