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肩こり特集<下>長引くとがんの疑いも…

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 BS日テレ「深層NEWS」で肩こりのメカニズムや、肩こり解消の運動について説明した東京医科大学整形外科講師の遠藤健司さんは、番組後半で、肩こりだと思って放置しておくと、がんの発見が遅れる事例もあると強調、長引く肩こりは、迷わず病院に行くべきだと訴えた。

(構成 読売新聞編集委員・伊藤俊行)

◆ガチガチ肩甲骨のチェック法

 自分で肩甲骨回りがどのぐらい動いているのか、動きがいいのか悪いのか、肩甲骨の動きを簡単にチェックする方法があります。

 腕を上げる時は、肩甲骨と肩の両方の協調運動で上がります。水平の高さまでは肩だけの力で上がるのですが、これ以上の角度を上げるには、肩甲骨の動きが協調しないと上がらない仕組みです。つまり、水平からどの程度、腕が上がるかを見ることが、肩甲骨の動作の目安になるのです。

 図8のような絵の前に平行に立って、腕を水平に0度に合わせ、手のひらを下に向けて、腕を上げてみてください。

肩こり特集<下>長引くとがんの疑いも…

図8 BS日テレ「深層NEWS」より

 肩甲骨ががちがちになった状態だと、90度より上に上がらない場合が多く、45度までの範囲までしか上がらない人を「ガチガチ肩甲骨」と呼んでいます。肩甲骨が外に開かない状態になっている可能性があります。

 若い人でも、前かがみの仕事を長くしているとこの状態になることがあります。また、肩甲骨ではなく、 腱板(けんばん) が損傷して、上がらない人もいます。

 これは肩甲骨の動きを見るためのチェック法で、肩こりそのものを調べているわけではありませんが、肩こりは筋肉の緊張で起きますから、肩甲骨の硬さが肩こりの背景になっているという意味では、一つの目安になるとは思います。

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