堀知佐子の「美食でアンチエイジング」
健康・ダイエット・エクササイズ
シラスと高野豆腐の卵とじ
シラスは春が旬です。イワシの稚魚で、骨や内臓も気にすることなく1匹そのまますべてを食べられる食材です。捨てる部分が無く、カルシウムも豊富に含まれています。魚の脂肪酸であるDHAやEPAが多く含まれている栄養価の高い素材でもあります。これら不飽和脂肪酸は人体で作られないため、食材から摂取する必要があり、その含有量が最も高い食品の一つがイワシです。その働きは血中コレステロールを下げ、血行を促進し血管をきれいにし、脳血栓や心筋梗塞、ガンを抑制する作用があるといわれています。骨を強くするビタミンDとカルシウムを含むので、骨粗しょう症が気になる方や成長期の子供には是非食べてほしい素材です。高野豆腐は大豆レシチンを含み、コレステロールの調整をし、卵黄レシチンが脳の活性化を図るので血液サラサラ、脳を元気にする効果の高い料理といえます。
[ 作り方 ]
(1) 高野豆腐は水で戻し、2cm角に切る
(2) 鍋にだし汁・シラス・淡口しょうゆ・みりんを入れて火にかける
(3) (2)が沸騰したら高野豆腐とグリーンピースを入れ、再度沸けば水溶き片栗粉と溶きほぐした卵を流しいれ、半熟状になれば火を止め、器に盛り付け、木の芽を飾る
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