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7件 のコメント

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もう後がない

自宅警備員

高齢の母が、膵体部にレベルⅡの癌で切除術、抗がん剤治療から5年、今年再び膵頭部に癌が見つかりました。
再び母は癌に立ち向かったものの、抗癌剤治療は効かないもの、体に合わないものだったことから、体調を整えるだけの治療に移行して、自宅で自分が出来ることは自分でやるという意志の強さを示していた。
そして今、食べることも出来なくなって体調が悪化、緊急入院でCVポートから高カロリー点滴を24時間落としている。
一頃よりも体調が落ち着いたようで、何とかもう一度自宅に帰ることを希望している。
私も、ソーシャルワーカーと緊急に会い、退院後に備えて介護保険の手続き、訪問看護ステーションの選択などに追われている。
ガンサバイバーという言葉はこの記事で初めて知ったが、母は自分でできることは自分でするということで、自分をしっかり持っていたように思う。
決して縁が切れない癌との生活だが、残された母の人生に少しだけ思い通りになる時間を残してくれることを祈っている。

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サバイバー力

みの

進行性膵臓がんで4aステージでしたが、4年近く生きています。膵臓癌という悪性が強い癌なので常に不安との戦ではあります。
自分に残された時間をいかに有意義にするか、充実させるか、誰しもの課題ですが、サバイバーはより明確に意識しながら毎日を送っています。
ある意味で、これは癌のプラス効果です。量から質への転換ですね。
現在、そのサバイバー力で、マラソンやスキーなどの趣味を充実させています。もちろん、もっと世の役に立つこともしたいと思っています。、

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サバイバー

T

右肺全摘出後から「克服」「治った」の言葉を聞く事や活字を見ることが嫌いでした。明確に方法が提示される訳でもなく「治っちゃった」とはしゃぐ姿は何人のサバイバーを傷つけるのだろうか?ソレをちゃんと考えての事?いつも疑問と不愉快の入り雑じった気持ちにしかなりませでした。サバイバーがその事を握り締め挑む事は大賛成ですが、その言葉を使う極一部のリーダーには自分だけではないとの自覚と大きな大きな責任を理解しての行動をお願いしたい。

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怖いけど恐れず

和ちゃん

抗がん剤治療が終わって3年。ステージⅡでもいつ再発するか不明。でも再発を恐れて怖がってばかりでもいけないと思う。普段の生活では元気に笑って動いて他の人から見ると癌になったことがあるとは思えないといわれる。がんの知識は増やすことはできても恐れる必要はないと思い運動や食事に気を使い前向きに生きることもいいかなとおもう。

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小児癌

初老

生まれてから夥しい数の細胞が夥しい数の細胞分裂を繰り返し、その途中でちょっとしたミスが起こるのは100%近く確かなことで、私はそんな「ミスった細胞」を「癌の素」と呼んでいます。多分、私の身体の中には「癌の素」が多数にあるはずです。たまたま現時点でまだ「癌の塊」が出来るに至ってはおらず、本人も医学検査も気付かないだけだと思っています。また、私は、仮説的に「癌は老化現象」と勝手に思い、齢を取れば癌と共存するという楽観的な気持ちにもなれそうだ、などと、「まだ」癌患者でもないのに偉そうに思っています。
ふと頭の中をよぎったのは「小児癌」という言葉でした。この場合、癌は老化現象という仮説的な考えは成り立たず、何とか医学研究で「克服して欲しい、勝って欲しい」という気持ちになりました。
不老不死が人類の繁栄に負の作用をもたらすように、癌の「克服」は、同様に人類の繁栄に負の作用をもたらすかもしれません。しかし、小児癌だけはなんとしても「克服」して欲しいと思います。

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がんとともに生きる

乳がん患者(53歳)

51歳のとき乳がんが見つかり、全摘手術、抗がん剤、分子標的薬、ホルモン療法をしました(ホルモン療法は継続中)。
手術から2年半経つので、近いうちにPET検査をします。
がんも大きかったし、リンパ管にもがん細胞があったし、増殖しやすく、再発の確率が高いと言われました。(ステージⅡbです)
私自身、がんが「治った」とは思っていません。
これからがんが再発するかしないかは分かりませんが、この不安、気味悪さを抱えて、ずっと生きていくのだと思っています。
がん患者に一度なったら、がん患者でなくなることはないのだと思います。
この現実からは逃れられないし、なかったことにもできません。
目をそむけることなく現実を直視し、向き合っていくしかありません。
ただ、24時間ずっとがんのことを考えているわけではありません。
仕事や家事をしたり、家族や友人と過ごしたり、時には遊びに行ったりして、普通の日常生活を送っています。
いつ何が起こってもいいように身辺整理をして、一日一日を大切に過ごしたい。
まわりの人に感謝と思いやりをもって(感謝をきちんと伝えて)暮らしたい。
したいこと行きたいところは「また今度」はないかもしれないので、なるべくしておく、行っておく。
この先が短いかもしれないからこそ、明るく笑顔で暮らしたいと思っています。

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そうなんです。特別視なしでお願いします。

すずめの父

約5年前に結腸がんステージⅣ,最近になって膵臓がん発覚の男子です。
そうなんです。特別視は不要なのです。皆さん,何かしらの課題・問題を持って生きているでしょう。その観点で,皆さんサバイバーです。私らの場合は,課題が「がん」なので,「がんサバイバー」。生きようとしていることに,違いは無いのです。
人生の終わり方・時期が,健康な人は不明確で,がんサバイバーはやや明確であることが,違いと考えます。使える能力を引き出して,生きる意味を追うことは,共通の姿勢です。
自らが,偉ぶる,卑下する,どちらもイヤ。憐れみの対象にされる・親族に悲しまれるのはもっとイヤ。生きることを,楽しみ,成長に努力したいです。そうでなければ,社会に・医療に助けてもらう意味がないでしょう。

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