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からだコラム

[知ろう! 小児医療]熱、せき…記録して整理

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 前回、子どもの病気で大切なのは全身状態の観察だというお話をしました。観察のポイントは「食う・寝る・遊ぶ・(うんち、おしっこを)出す」が、いつもと同じようにできているかです。観察ができたら、次は「記録」です。

 子どもの調子が良くないな、と気付いたら、いつもと違う点を書き出します。熱、せき、下痢、 嘔吐おうと の回数や、食べたもの、飲んだもの、お薬のことなどを記録していきます。長すぎては忙しい医師に見てもらえません。グラフにすると、経過がひと目でわかりやすいです。子どもが病気の時、親はとても忙しいですし、疲れていて余裕がないので、待合室で先生に聞きたいことなどを整理しておくこともオススメです。

 子どもの状態を記録するノートを私たちは「こどもからだノート」と呼んでいます。持って行くと診察がガラッと変わります。

 以前は、子どもの病状を「一昨日熱が出始めて……あれ、いや、違う。昨日だったかな……」と延々、話していました。それがノートを見せながら話すと、書いたことで頭の中がスッキリしていることもあり、的確に病状を伝えることができます。的確な診断は、必要な情報を伝えてこそ、です。

 診察時にも簡単にメモをとります。聞きたいことが自然と出てきて、「聞いておけばよかった」と帰宅後に思うことが減ります。

 ノートをつけると、子どもごとの特徴や季節ごとの特徴がわかってきます。「『こどもからだノート』をつけていて、医師に褒められました!」という親御さんも多いです。どうつけたらよいか悩む場合は私たちの会で制作した記録表「こどもからだメモ」もホームページ( http://www.shirouiryo.com )からダウンロードできます。参考にしてみてください。( 阿真あま 京子・「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」代表)

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