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からだコラム

[知ろう! 小児医療]「いつもと違う」 大切なサイン

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 子どもの病気で親ができることは、三つあります。一つ目が観察、二つ目が記録、三つ目が伝達です。今回は「観察」についてお伝えしたいと思います。

 私たちの会の講座で講師を務めてくださった小児科医が必ず言うのが、「熱の高さだけではなく、全身状態をみる」ということです。親が全身状態をみる上でのポイントは、「食う・寝る・遊ぶ・出す」です。いつもと同じように「食べられているか、眠れているか、遊べているか(機嫌がいいか)、(うんち、おしっこが)出せているか」をみていきます。

 熱が高くてもケロッとしていて元気なときもあれば、熱が高くなくても水分が取れず、おしっこが出ず、心配なときもあります。大切なことは子どもの普段の様子を知っていることです。

 普段の様子を知っていることで「いつもと違う」というサインに気付くことができる場合もあります。小児科の先生は、親の「いつもと違う」という言葉には敏感になる、と聞きます。いつもの泣き方、いつもの食欲、いつものうんち、いつもの顔色、肌のはり――。いつもの様子を知っているのは、親や園の先生など、普段子どもを見ている人ですから。

 子どもの手や足や頭、おなかをちょっと意識して触ってみてください。異常のサインに目を光らせる、というのではなく、いつもの状態、子どもの心地よい状態をつかんでおくという感じです。

 いつもと違う、ということに気付けたらたいしたもの、気付けなくても自分を責めないでくださいね。

 全身状態を確かめた上で、救急受診をするかどうか、判断について迷うときの相談窓口もあります。これは、また別の回でお知らせします。( 阿真あま 京子・「知ろう小児医療 守ろう子ども達の会」代表)

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