わたしの医見
医療・健康・介護のコラム
処方薬に不信感
川崎市 主婦 72
高齢化で医療費が膨らむという話を見聞きするが、その原因は患者だけの問題ではないと思う。
70歳になったおととしのこと。医療費が1割負担になり、当時のかかりつけのクリニックで処方される薬が急に増えた。
医師は、カルテで過去の病名を探り、下剤や湿布だけでなく、予防用として30年以上前に改善したはずのぜんそくの吸入薬も処方した。隣接する調剤薬局の売り上げに協力するためではないかと不信感を抱いた。
納得できず、別のクリニックを受診。医師に事情を説明して、高血圧治療薬のみになり、現在はここに通院している。医療費の増大を防ぐ心がけは、医師側にも必要と感じる。
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薬をたくさん出す医師
miikun
ポンポンと薬を出す医師は確かにいると思います。投稿者がご指摘以外の理由を考えてみました。 先輩にそう習ったのでそういうものだと思っている。製薬メ...
ポンポンと薬を出す医師は確かにいると思います。投稿者がご指摘以外の理由を考えてみました。
先輩にそう習ったのでそういうものだと思っている。製薬メーカーからたくさん処方するよう頼まれている。ガイドラインで推奨されている薬は一通り出さなければいけないと思っている。薬を出さないと何もしていないような気がして不安になる。薬を出せば患者さんが喜ぶと思っている。話をするのが苦手なので薬を出してその場をしのぐ。
私はどうかといえば、薬と言えば聞こえが良いですが、所詮はほどよく毒を薄めたものにすぎないと思っています。なので、自分がどうしても必要だと思い、かつ患者さんが欲しがった場合しか出しません。私が必要ではないと思う薬を欲しがる患者さんも中にはいらっしゃいますが、処方はお断りしています。気分を害されているように感じることもありますが、仕方がないと諦めています。
こればかりは医師のポリシーに関わるので修正は容易ではなさそうです。自分に合わないと思えば主治医を変えるのもやむを得ないでしょう。
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