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働くママの4割「インフルかかった夫と別居したい」

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明治調べ

インフルエンザに最も感染しやすい場所の一つとして、家庭が挙げられる。保育所や学校などに通っている子供が持ち込むケースが多いのだが、こうした家庭内感染に対し、働く母親たちは警戒しており、34%が子供がかかった場合に「スキンシップが減る」と回答。さらに約4割が、インフルエンザにかかった夫に対して「別居したい」と考えていることが、明治の調査によって分かった。

4割の家庭がうがい・手洗い徹底

調査は、2015年11月13~15日に全国の20~40歳代の働く母親414人を対象に、インターネットを介して行われた。 インフルエンザは保育所や学校、職場などの集団生活の場、さらに映画館やライブハウスなど屋内に大勢が集まる場所で感染しやすいといわれている。こうした場所で感染した人が戻る家庭も、感染しやすい場所の一つだ。家族内感染率は10~40%程度。日常生活での感染率の2~3倍との報告もある。 子供からの風邪やインフルエンザの感染は、25%が「よくある」、38%が「たまにある」と回答。合わせて63%のママが子供からうつされたことがあることが分かった。 また、風邪・インフルエンザ対策として、73%のママが家族に「うがいと手洗い両方をして欲しい」と思っているが、実際に「うがいと手洗い両方を徹底している」家庭は39%。「どちらもしていない」家庭も20%に上った。

3割以上が自身の感染で「家族が冷たい」

子供が風邪・インフルエンザにかかったとき、81%が自分にもうつるのではないかと心配になり、34%が「スキンシップを減らす」と回答。箸やコップなど食器の共有は74%が「避ける」とした。逆に、自身が感染した場合は、約8割が子供とのスキンシップを減らすと答えている。
一方、夫が風邪・インフルエンザにかかったとき、87%が自分もうつるのではないかと心配になり、「あてはまる」「どちらかといえばあてはまる」を合わせて約38%が「夫と別居したいと考えたことがある」と回答した。 さらに、自分が風邪・インフルエンザにかかったときに「家族に負担がかかると思う」と回答した人は88%。女性の家族に対する愛情や責任感が表れているようだが、32%が自分がかかったときに「家族が冷たいと感じたことがある」と回答した。
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