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【震災5年】南相馬 変わる医療(10)苦難の先に見える「未来」

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7階建ての病院の屋上に立つ院長の金沢さん。震災前、海を隠していた防風林も、後方の左半分は津波で消えた=源幸正倫撮影  遠く防風林が見える。その先には海。福島県南相馬市で一番高い場所、市立総合病院の屋上から東に目をやると、眼下に津波にさらわれた土地が広がる。 東日本大震災の津波と福島第一原発事故が、ここに住む人々に突きつけた問いがある。私たちは、なぜ、ここにいるのか。そして、どこへ向かうのか――。 …

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