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[医療ルネサンス盛岡フォーラム「ストレスに負けないコツ」](2)社会的支援と絆 重要

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岩手医科大学准教授 鈴木順さん

すずきじゅん 1962年岩手県生まれ。岩手医大卒業。盛岡赤十字病院呼吸器内科副部長などを経て、2015年から現職。日本心療内科学会指導医・災害支援プロジェクト被災地医療支援委員長も務める。


鈴木順さん

 心療内科が扱う「心身症」は、心の病気ではなく、心理社会的なストレスが深く関係する体の病気です。ですから、私も精神科医ではなく内科医です。

 心身症になりやすい人の傾向としては、自分の気持ちに気がつかない「失感情症」と、社会に適応しようとしすぎる「過剰適応」があります。心の状態が体に影響するわけです。

 心と体は相互に関係し合っています。自律神経、内分泌、免疫が身体をつかさどっています。非常に強い不安があると、体にも症状が出てきます。

 東日本大震災のような大きな災害では、悲惨な事態を目にしたことによるトラウマ、大事な人を亡くしてしまった喪失感、生活環境の変化という三つの大きなストレスが生じています。

 専門家にゆだねた方がいい場合もありますが、原則は、そっと寄り添ってあげることです。ストレスへの対応には、社会的な支援、絆がとても重要なのです。

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