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健康トレンド

介護・シニア

インフルエンザ(下)ワクチンで流行阻止

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 季節性インフルエンザの予防には、流行前のワクチン接種が最も効果的。厚生労働省は「高齢者が接種すれば死亡の危険性が5分の1にまで減少することが期待できる」と指摘する。

 今季からは近年の流行型にも対応できるよう、A型2種類とB型1種類を含む「3価ワクチン」から、B型ワクチンをもう1種類増やした「4価ワクチン」に変更した。体内に免疫ができるまでは約2週間。流行が始まるとされる1月中旬に間に合わせるためには、早期接種が望ましい。

 対応ワクチンが4種類に増えたため、原価は上昇している。大阪、神戸、堺各市など多くの自治体では、予防接種法に基づく65歳以上の自己負担金が1000円から1500円に値上がりした。摂取率低下も懸念されるが、大阪府立公衆衛生研究所感染症部長の加瀬哲男さん(60)は「流行阻止のためにも受けてほしい」と促す。

 感染予防ではこのほか▽マスクの着用▽人混みを避ける▽外出後の手洗いやうがい――も有効だ。冬は室内に閉じこもりがちになるが、適度な運動で体力維持に努め、抵抗力を高めたい。

 インフルエンザは市販薬が効かない。医師に処方された薬を服用し、安静にする。症状が収まっても体内に病原体が残っていることがある。数日は自宅療養し、様子を見ることも必要だ。

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