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ロコモ防ごう

元気なう

(1)高齢者の「運動器」チェック

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 メタボ(メタボリックシンドローム)ほどではないが、「ロコモ」(ロコモティブシンドローム=運動器症候群)という言葉も注目されるようになってきた。

 ロコモは、骨、筋肉、関節など運動器を指す英語に由来する。高齢になって、立ったり、歩いたりする機能が低下し、介護が必要になるリスクが高まった状態を指す。

 2007年から啓発を進めてきた日本整形外科学会は今年、ロコモの判定基準を作成した。〈1〉高さ40センチのイスから片脚で立ち上がれるかどうか〈2〉大股で歩いた2歩の幅が、身長の1・3倍に達するかどうか〈3〉生活状態や社会参加に関する25項目の質問――の三つだ。

 45歳の記者も片脚立ち上がりテストをしてみた。少しぐらつきながらクリア。冷や汗をかいた。「高齢者には厳しい基準では?」と思ったが、同学会広報渉外委員長の石橋英明さんは「60歳代なら過半数がクリアします」と言う。

 埼玉県伊奈町で、要介護認定されていない60~70歳代の約800人を対象にした調査では、60歳代前半では、男性の7割、女性の6割がクリアした。ただ、70歳代前半になると、クリアできたのは男性5割弱、女性3割。70歳代後半では、男性3割、女性2割まで下がった。加齢に伴い、クリアできる割合が減り、ロコモ該当者が増える。

 次回は、ロコモを防ぐ運動を紹介する。

 メモ 判定基準の詳細は、同学会ホームページ=https://locomo-joa.jp/check/test/locomo25.html

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