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高齢者の「低栄養」を防ぐには?

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低栄養の予防を呼びかける東口教授(左、東京・巣鴨で)

 健康な体を維持して生活するのに必要なエネルギーやたんぱく質が欠乏した状態を「低栄養」という。

 藤田保健衛生大の東口高志教授(外科・緩和医療学)は「日本の高齢者の2割が低栄養で、約半数に低栄養のリスクがある」と話す。食べる力や消化機能が次第に衰えるためで、本人や周囲も気づきにくい。

 低栄養になると、骨や筋肉の量、免疫力、体力、気力、認知能力などが低下する。その結果、介護が必要になったり、死に至ったりする危険性が高まる。

 独居や老老介護の高齢世帯が増える中、どう防げばよいか。体重の変化や栄養状態の指標になる血清アルブミン値などに日々、気を配ることは難しい。「まずは、たんぱく質をきちんと摂取して、低栄養を予防する意識を強く持つこと。そのうえで、周りの高齢者に『元気に食べていますか?』と声がけをしてほしい」と、東口教授は指摘する。

 現在、東口教授ら栄養ケアに取り組む医療者が「チーム医療フォーラム」の活動として、東京・巣鴨などの街頭に出て、啓発や情報発信を行っている。問い合わせは担当事務局(admin@teamforum.or.jp)へ。

 
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