文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

きちんと歩く

元気なう

(2)かかとで着地、爪先で蹴る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック
(上)2回目に測定した好ましい歩き方
(下)1回目の測定。双子山がはっきり表れなかった

 花王の歩行解析装置「ヘルスウォーク」に再挑戦した。前回は「右足に比べて左足の負担が大きい」、実年齢48歳相当の歩き方と言われた。「今度こそ、若い歩行年齢を」と意気込んだが、事前練習では「元気に歩こう」と思うあまり、膝を上げ過ぎて、歩き方がカクカクしてしまった。

 「膝を無理に上げるのではなく、歩幅を広げることを意識してください」。花王でこの装置の開発に取り組み、歩行の研究を続ける須藤元喜さんからアドバイスをもらい、いよいよ本番。結果は「42歳」だった。6歳若返り、気分がいい。

 1回目と2回目で最も変わったのは、足の裏の使い方だった。2回目は両足とも、かかとで着地し、爪先で蹴っていた。これを左右それぞれの足圧の変化グラフで示すと、写真(上)のように両端に二つの山ができる。左の山が、かかとで着地した時の圧力、右の山が爪先で地面を蹴った時の圧力。グラフが双子山になる歩き方は、体重移動がうまくできていて好ましいという。

 ところが1回目の足圧グラフでは、双子山がはっきり表れなかった。足の裏を柔軟に使えず、すり足になっていた。加齢が進んで筋力が衰えたり、膝の痛みなどを抱えていたりすると、足をひきずったような歩き方になり、写真(下)のような平らなグラフになるという。

 歩行時の左右の足の離れ具合、「歩隔ほかく」も注目点だ。体力が衰え、体のバランスが悪くなると、体を支えるために歩隔が広がる。加えて爪先が外側を向いていき、がに股歩きに近づいてしまう。

 だが、毎日の簡単なトレーニングで歩行年齢を若く保てる。次回、紹介する。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

元気なうの一覧を見る

きちんと歩く

最新記事