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群馬大病院問題、遺族「問題解明に期待」…第三者委聞き取り開始

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 群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題で、第三者からなる医療事故調査委員会(委員長=上田裕一・奈良県総合医療センター総長)は22日、同病院で2度目の会合を開き、腹腔ふくくう鏡手術後に死亡した患者の遺族に聞き取り調査を始めた。

 聴取を受けた遺族は読売新聞の取材に「疑問点を誠実に聞いてもらえた。問題の解明に期待する」と話した。

 この日、聞き取り調査に応じたのは60歳代の母親を亡くした女性遺族。この女性によると、委員会は「執刀医から他の手術の選択肢や、手術をしなかった場合の生存率の説明はあったか」「切除した肝臓の具体的な大きさを言われたか」など手術前後の説明について質問。女性はいずれも「なかった」と答えた。

 会合後、記者会見した上田委員長は、遺族への聞き取り調査は当面、腹腔鏡手術を受けた患者8人の遺族を対象とし、残る7遺族の聴取を25、26日に行うと説明。執刀医や上司だった教授らの聴取も合わせ、年内いっぱいかけて行うとの見通しを示した。同委員会の初会合では、この8人も含め計30人の死亡例が判明している。他の死亡者の遺族については、専門学会の医学的評価なども参考に今後、判断するという。

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