よりぬきクック・ブック
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シジミと白菜のスープ
シジミは身もしっかり食べて、肝機能アップ
シジミは昔から肝臓によいことでおなじみの食材。肝臓は、食事からとった栄養素をエネルギーに作り替える(代謝)、有害物質や老廃物を取り除く(解毒)などの重要な役割を担う臓器です。
注目成分はオルニチンです。オルニチンは、疲労の元となると考えられているアンモニアの分解・解毒を促進。ミトコンドリアの働きも助けて、肝臓本来の機能を保つとされます。また、シジミに多く含まれるメチオニンやロイシン、タウリンも肝機能を高める働きが知られています。
「アサリは身を食べ、シジミは汁を飲む」と言われますが、前述した健康によい成分の多くは身に含まれるもの。ビタミンやミネラル類もたっぷり含んでいるので、身もしっかり食べましょう。
[ 作り方 ]
(1)下ごしらえをする
白菜は葉と茎に分け、葉は幅1cm、茎は長さ5cmに切って幅5mmの棒状に切ります。ショウガはせん切りにします。シジミは殻をこすり合わせて洗います。
(2)煮る
鍋にAと(1)のシジミを入れて中火で熱し、アクを除きながら4~5分煮ます。シジミの口が開いたら(1)の白菜の茎を加え、やわらかくなるまで2~3分煮ます。白菜の葉とショウガを加えてひと煮立ちさせ、塩・コショウで調味します。
【日持ち】冷蔵庫で2~3日。
【食べる時は】鍋に入れて沸騰直前まで温めます。
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