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【追悼】報道番組キャスター 黒木奈々さん

一病息災

[報道番組キャスター 黒木奈々さん]胃がん(1)全摘出手術経て限定復帰

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 テレビ局記者を経て、フリーアナウンサーとして活動し、昨年4月、長年の夢だった報道番組のキャスターになった。しかし、その4か月後、胃がんとわかり無念の休業。全摘出手術、痛みや抗がん剤の副作用など、壮絶な闘病を続け、今年春、週1回の限定で番組に復帰した。

 鹿児島市の出身。小さい頃は人見知りで、よく泣く甘えん坊だった。サラリーマンの父は、ラグビーの社会人クラブチームの監督もしていた。小学生の時、父が見ていたニュース番組で、堂々と原稿を読むアナウンサーにあこがれた。「早くから、将来はアナウンサー、と決めていました」

 長身でスポーツ好きだったので、中学では軟式テニス部に入り、キャプテンになった。しかし、部活で走りすぎたため、一時、腎臓の病気「腎盂じんう炎」になった。でも数日休んだだけで、頑張り通した。

 県立高校2年の時、母が乳がんになり、2か月ほど入院した。深刻とは思わなかったが、「母が死を覚悟しながら、部分切除の手術、ホルモン剤、放射線、抗がん剤の治療を続けていたことを、後で知りました」。

 大学は、女性アナウンサーが多い出身校を調べて決めた。上京し、すぐにアナウンストレーニングのスクールに通った。交換留学生としてフランスで1年過ごした。ここまでは、絵に描いたような学生生活だった。

 

 報道番組キャスター 黒木 奈々(くろき なな)さん 32

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