国立国際医療研究センター市民公開講座 ~糖尿病の明日を考える~
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[国立国際医療研究センター市民公開講座 ~糖尿病の明日を考える~](2)途上国で患者増加
春日雅人氏 センター理事長
かすが・まさと 1973年東京大医学部卒。神戸大医学部第二内科教授、同大病院長などを経て2012年から現職。 |
国立国際医療研究センターのルーツは1868年(明治元年)の兵隊仮病院です。戦前は旧陸軍の、戦後は旧厚生省の病院として発展しました。1993年に国立高度専門医療研究センターになりました。
国内には、がん、循環器、精神、小児、高齢者を専門にした各センターがあります。私どもが担当しているのは国際医療協力で、国際的な対応を必要とする感染症とその他の疾患になります。エイズや鳥インフルエンザ、エボラ出血熱などの感染症に加え、肝炎、免疫疾患、糖尿病・代謝性疾患も扱っています。
糖尿病・代謝性疾患は途上国でも増えており、国際的な対応が必要になってきています。東京都新宿区のセンター病院と千葉県市川市の国府台病院で診療と研究をしているほか、研究部門の糖尿病研究センターもあります。
糖尿病情報センターのホームページでは、専門医や診療マニュアル、論文を紹介しているので、利用してください。
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