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ボンジュール!パリからの健康便り

コラム

太陽がいっぱい…パリ市内で楽しむバカンス、リスクもいっぱい

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 フランスでも天気予報に関連して、大気汚染予報、花粉予報、そして紫外線予報など様々な予報が行われている。春先はもっぱら花粉予報への関心が高い。私は毎朝、出勤前に大気汚染予報を見るのが日課となっている。

 最近は季節柄、日焼け予防のための紫外線注意報がよく出される。日がな一日、テラスや公園で日焼けを楽しんでいる太陽大好きのフランス人にとって、この注意報の効果がどれだけあるのか分からないが、厚生省は日焼けのリスクについて注意を呼びかけている。

 これから7月~8月にかけての1か月間は、セーヌ川沿いに「パリプラージュ」という人工の砂浜が出現する。これはパリ市が、バカンスに行かず、パリに残る人々にもバカンス気分を味わってもらおうと2002年から始めたサービスだ。毎年、何千トンもの砂がセーヌ川沿いの道路に運ばれ、ヤシの木やパラソルなどが設置される。約1か月間、道路は閉鎖され、仮設プールを設置したり、ビーチバレーを開催したりと大にぎわいだ。

 パリ市も「パリプラージュでバカンス気分を味わおう!」と言いながら、紫外線注意報を出して日焼けに注意を呼びかけたり、大気汚染予報で外出注意を勧告したりと忙しい。

 紫外線予報は、主に正午から午後4時までの間のリスクが1~12のレベルで表示される。皮膚がんのリスクを考えて、リスクが高い地域での日焼け予防を呼びかけている。もし日光浴を楽しむ場合は、せめて日焼け止めクリームを使うように呼びかけているが、最近、この日焼け止めクリームがプールや海水を汚染すると問題視されている。食品だけでなく、今後はこういった日焼け止めクリームなどの成分表示も義務づけられるのだろうか。

■ 今週の一句

梅雨晴れや  近くて遠い  鐘ひとつ

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ボンジュール!パリからの健康便り_古田深雪_顔120px

古田深雪(ふるた みゆき)

1992年渡仏。
1997年より医療通訳として病院勤務。

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