文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

オトコのコト 医師・小堀善友ブログ

妊娠・育児・性の悩み

世界は広い――こんなものをアソコに入れてはいけません~in USA~

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 先日、尿道に延長コードを入れてしまった人(参照:「こんなものをアソコに入れてはいけません!」)を紹介いたしました。

 延長コードだけでも十分衝撃的な患者さんでしたが、実は先日、アメリカの泌尿器科学会に行ってきたときに、もっと衝撃的な症例を二つお見かけしたので、ご紹介します。アメリカ泌尿器科学会(AUA)は世界中から1万6000人以上の泌尿器科医が訪れる泌尿器科にとって最も大きな国際学会の一つです。

 いずれも学会場に実物が展示されていましたので写真におさめました(スマホのカメラで撮ったので、画像が悪くて申し訳ございません)。

写真1

 写真1をご覧ください。青いペンが白い石を貫いているように見えます。これは何かと申しますと、とあるドクターが膀胱ぼうこうの結石の患者さんを手術したところ、その結石のど真ん中をペンが貫いていたものが膀胱から摘出されたというのです。その患者さんは、尿道(おちんちんの先端)から膀胱の中にペンを突っ込んでしまったそうなのです。ペンの根元側は尿道側に引っかかっており、排尿困難を引き起こしたとのことでした。

 どうでもよいことですが、摘出後この写真のペンを摘出した医師が使ってみたところ、ちゃんと書くことができたそうです(そんなことまで報告するのがアメリカンジョークなのでしょうか。学会会場で大笑いしました)。

 ちなみに、同じような結石で、体温計を貫いてできた膀胱結石も展示されていました。手術するまで割れなくてよかったですよね。


 次はもっと衝撃的です。

写真2

 写真2をご覧ください。ペンの先端や、金属の爪、財布のファスナーの一部、また何かの部品のようなものが展示されています。その一番上にあるものは、ダイヤモンドの指輪です。

 これは、43歳の男性患者さんが1年半の間に自分の尿道から挿入した異物の数々なのだそうです。この間、救命救急室で8回受診し、5回は手術室にて摘出されたとのことでした。手術所見としては、不思議なことに尿道は全く傷が付いておらず、炎症による狭窄きょうさくも起こっていなかったとのこと。よっぽど上手に入れたのでしょうか? ちなみに、このダイヤの指輪はこの患者さんの奥様のものだそうです。

 術後は、精神科のドクターと一緒にフォローしたとのことです。

 実は、男性だけではなくて女性の珍しい症例も紹介されていました。とある女性が、hopping wind-up penis(ご興味がある方は、ご自分で画像検索してみてください)を7年間ちつ内に入れっぱなしにしてしまったために炎症を起こしてしまい、膣と膀胱に穴があいてしまい、緊急手術になってしまったというのです。よく見ると、写真2の右下にちょっとだけ写ってしまっていますが。

 いやいや、世界は広い。

 皆様は決して真似まねしないでください。っていうか、真似したくても真似できない?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

オトコのコト_小堀善友顔120px20150821

小堀善友 (こぼり よしとも)

泌尿器科医 埼玉県生まれ

2001年金沢大学医学部卒、09年より獨協医科大学越谷病院泌尿器科勤務。14年9月から米国イリノイ大学シカゴ校に招請研究員として留学。専門分野は男性不妊症、勃起・射精障害、性感染症。詳しくはこちら
主な著書は『泌尿器科医が教えるオトコの「性」活習慣病』(中公新書ラクレ)。詳細はこちら

オトコのコト 医師・小堀善友ブログの一覧を見る

1件 のコメント

恥ずかしながら

T.S.

48歳、子ども2人の女性です。2子を出産したあと、子育てに専念し、夫の怠慢もあってレス状態が続いていました。珍しく夫が「プレゼントだよ」と小さな...

48歳、子ども2人の女性です。2子を出産したあと、子育てに専念し、夫の怠慢もあってレス状態が続いていました。

珍しく夫が「プレゼントだよ」と小さな箱を持ってきました。中はアダルト商品でした。忘年会の景品だそうです。

あの夫が会社の忘年会でもらってくるなど信じられませんでした。私は夫に返しましたが、避妊具を入れてある引き出しに入れてありました。

夫は2週間の海外出張の間、寂しさもあってその商品を使ってしまいました。これまでのオナニーと違って、表現出来ないほどの快感を得てしまいました。

ここにでている米国の女性も、性具の虜になったのではないかと思います。恥ずかしながら今でも、密かに自分を慰めています。

つづきを読む

違反報告

すべてのコメントを読む

最新記事