予防医学研究者・石川善樹の「続けたくなる健康法」
医療・健康・介護のコラム
世界初!減らした体重キープする理論
こんにちは。
予防医学研究者の石川善樹です。
あと少しで、今年もアツい夏がやってきますね。
お肌を露出する機会も増えるので、ダイエットを考え始める方も多いのではないでしょうか?
でも、ダイエットに挑戦したほとんどの人は、リバウンドしてしまいます。
研究にもよりますが、ダイエットの成功率は2割にも満たないと報告されています。
そのためか、「ダイエットは確実に太るための手段である」と冗談のような話がされることもあります。
では、どうすればよいのでしょうか?
じつは、数少ない「ダイエットの成功者」に話を聞いた研究があります。
ここでいう成功者とは、一時的に「○○キロやせました!」と主張する人たちのことではありません。少なくとも減量後1年以上にわたって、リバウンドせずに体重をキープしている人たちです。
その研究によれば、ダイエットの成功者に共通した特徴の一つとして
「家で出来る運動を見つけている」
というものがあります。
これはとても納得がいくダイエット法です。
というのも、たとえばジョギングを続けたいと思っても、次々に難関が襲ってくるからです。
「今日は雨だからやめよう」
「花粉がたくさん飛んでいるからやめよう」
「暑すぎるから今日はやめよう」
「寒すぎるからまた今度にしよう」
などなど、外でやる運動は、やらない理由が数限りなくあるのです。
その一方で、環境が安定した家の中であれば、そのような「やらない理由」は少なくすることができますよね。
…では、家でやる運動はどういうものがいいのでしょうか?
これは人によって違うと思います。
よくテレビ通販で売っている「運動器具」のようなものが向いている人もいれば、そうでない人もいます。
そこで私がおすすめするのは、「歯磨きをする時にスロースクワットをする」というものです。
このポイントは2つあります。
一つは、歯磨きをする時にするというものです。人間はどうしても過去の習慣に縛られているので、あたらしい習慣はなかなか身につかないように出来ています。そのため、何かあたらしい習慣を身につけようと思う時は、「すでにやっている習慣に便乗すること」が有効なのです。そういう意味で歯磨きは、ほとんどの人がやっている習慣なので、この時を活用するのがおすすめです。
もう一つのポイントは、「スロースクワット」という運動です。普通にスクワットをやるよりも、ゆっくりとスクワットをした方が、より筋肉がつくことが最近知られるようになってきました。またスクワットをすると、足の筋肉が鍛えられ、結果として基礎代謝が上がることで、「やせやすい体」がつくられることになります。
全くの余談ですが、私自身この方法で、6キロやせることに成功しています。
これから梅雨の時期を迎え、家にいる機会も増えるかと思います。
ぜひこのチャンスを活用して、ダイエットに挑戦してみてはいかがでしょうか?
「最後のダイエット」絶賛発売中です!
わたしはダイエットの研究を10年以上やっていますが、正直なところ「わかったこと」より、「わからないこと」の方がまだ多いです。なぜならダイエットは、心理学、生理学、脳科学など、さまざまな分野にまたがる、まさに「学問の総合格闘技」だからです。
しかし、現時点での「最新かつ最善の知見」を盛り込んだダイエットの本になったと思います。とくに、世界ではじめて「リバウンドに関する理論(Di理論)」を開発しました。
意外かもしれませんが、これまで「何をしたらやせるのか?」ということばかりに焦点が集まり、「やせた体重をキープするにはどうしたらいいのか?」という点は全く研究されていなかったのです。
そこで今回わたしは、「どうすれば体重を減らし、そしてキープできるのか」、具体的に計画ができる理論を開発したのです。それが世界ではじめての、リバウンドに関するDi理論です。
この理論に基づき作られたのが、「体重シミュレーター」です。一人一人の個人差(性別、年齢、体脂肪など)を考慮した、ダイエットしたい人に最適なプランを導いてくれます。
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スロースクワットに加えて可視化
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58歳のとき狭心症を発症。 身長158㎝・体重69㎏、医師から体重を63まで落とせと言われた。毎日の給食は伸び盛りの子どもと同じ、それまで続け...
58歳のとき狭心症を発症。
身長158㎝・体重69㎏、医師から体重を63まで落とせと言われた。毎日の給食は伸び盛りの子どもと同じ、それまで続けていた運動を急に止めた所為で6㎏増えてしまった。
ためしてガッテンで紹介されたスロースクワット、腕、足、腹の各筋肉を鍛えながら減量する事にした。一緒に紹介されたのが体重の可視化。毎朝定刻に体重を測り、グラフに表すこと。
30年以上体重測定は続けている。標準体重に近い数値を維持している。グラフを見ることにより、食事の量を加減することが出来る。
今年になって体調をくずし、現在は50㎏を下回っている。年齢的にもうこれ以上増えないようだ。グラフには血圧も一緒に表示している。最高血圧を赤、最低を黒、体重を青で表示し、毎月循環器科の医師にそのコピーを渡す。
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ダイエットのコツ
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再度の投稿をさせて頂きます。もし、2度の投稿がダメならこの内容は消してください。 私は、去年は79kgでしたけど、現在は63kgです。 周囲か...
再度の投稿をさせて頂きます。もし、2度の投稿がダメならこの内容は消してください。
私は、去年は79kgでしたけど、現在は63kgです。
周囲から、「意外と運動はしていないのですね」と驚かれます。
運動に関しては、「階段を使う習慣」「家事全般」などで十分だと思います。特別なジョギングなどは必要なく、とにかく「ゆっくりでもいいので、動き続ける」の一点だと思います。
私は倹約家で、買い物は少しでもお買い得商品を狙いますが、あちこちの店を渡り歩くのも楽しくていい運動になっていると思います。
通勤の定期券を一つ手前の駅にして、強引に一駅歩くようにするということも考えていますが、会社の遅刻のリスクがあるので検討中です。
会社の休憩時間中は、常に柔軟体操をしています。
他にもアイデアがあったら、私にシェアしてください。お願いします。
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家でやる運動
フニ
私がしているのは椅子を使わない事です。コンピューターを使った仕事をしていましたので、今は退職しても、一日中コンピューターの前にいることが多いです...
私がしているのは椅子を使わない事です。
コンピューターを使った仕事をしていましたので、今は退職しても、一日中コンピューターの前にいることが多いです。コンピューターのデスクを高くして椅子を使えなくしています。
今では、家では、一日中椅子を使う事は殆どありません。本も立ち机で読みます。
もう一つは、退職した時に車を手放した事です。公共の交通機関か歩く事しかありません。天気が良い日は3時間位は歩きます。
ジョギングや特別のエクササイズはしません。長続きしないのが分かっていますから。
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