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初夏の島 4581人快走

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◇オリーブマラソン
◇給水など島民ボランティア

一斉にスタートするハーフのランナー(小豆島町坂手で)

 「第38回小豆島オリーブマラソン全国大会」(大会推進会、読売新聞社主催)が24日、小豆島町坂手の町営広場前を発着点に行われ、42都道府県の4581人が初夏の島を駆け抜けた。

 開会式では、同町と姉妹縁組している大阪府茨木市の職員、石橋佑介さん(26)と井原有理さん(25)が「島の自然を楽しみ、元気よく走り抜く」と選手宣誓した。

 午前10時から7分刻みでハーフ(21・0975キロ)、5キロ、10キロの順にスタート。気温20度(午前9時)と比較的涼しいなか、好記録を狙うランナーや、自作のコスチュームで沿道を沸かせる人らが、それぞれのペースでゴールを目指した。

 1時間13分20秒でハーフ男子の総合トップとなった愛媛県西条市の会社員・佐々木一輝さん(24)は「海沿いのコースが気持ち良かった。起伏のあるコースは得意なので、来年も優勝を狙いたい」と笑顔を見せた。

 1時間24分57秒で同女子30歳代の部を2連覇し、初の総合トップをとった善通寺市のスポーツインストラクター・山下映子さん(39)は「島の景観を楽しみながら走ったことで、タイムも良くなった」と話した。

 島民約700人がボランティアとして大会を支え、給水所で選手に水を渡したり、ゴール後に特産のそうめんを振る舞ったりした。


◇伴走に支えられ完走 女子ハーフ 高松の女性

伴走の浜野さん(右)とゴールする長尾さん

 女子ハーフに出場した高松市の長尾直美さん(57)が伴走者に支えられ、目標の2時間24分台で完走した。

 生まれつき耳が聞こえず、40歳を過ぎてからは網膜の病気で目もほとんど見えなくなった。好きだったスポーツをあきらめかけた。

 そんな時、障害者と健常者が一緒に走る「てんとう虫パートナーズ」を知り、2012年に入会した。

 代表の砂金いさご則男さん(73)(高松市)と、手のひらに指で文字を書いてコミュニケーションを取りながら、週1回練習。今年2月、徳島のハーフマラソン大会に初めて挑戦し、完走して手応えをつかんだ。

 今回、伴走者の浜野政夫さん(63)(坂出市)にはカードをひもで首から提げてもらい、のどが渇いたら引っ張って水をもらうことにした。給水もうまく行って、設定通りのタイムでゴール。長尾さんは「砂金さんや浜野さん、支えてくれたみんなにありがとうと言いたい」と紙につづった。

 来年秋のフルマラソン出場を目標に、これからもトレーニングを続けるつもりだ。(佐々木伶)

 
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