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いのちに優しく いまづ医師漢方ブログ

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スギの花粉新治療法のその後の結果

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 みなさん、ゴールデンウィークは、どうやって過ごされましたか。「久しぶりに帰郷し家族でゆっくりと過ごした」「旅行へでかけ楽しい時間を友人と過ごした」「毎日仕事があり休むことはできなかった」と、それぞれに過ごし方は違ったことでしょう。私は、都内で、家とクリニックの往復をしながら、のんびりと過ごすことができました。

 だいぶ、暖かくなってきましたので、スギによる花粉症もそろそろ影を潜めるようになりました。私のクリニックでは、昨年の秋から、アレルゲン免疫療法の新しい治療「舌下免疫療法」(参照「スギ花粉症に期待の新治療法」)を多くの方に始めてもらいました。この治療法は、問診、皮膚テスト、血液検査などでスギ花粉が原因と診断された方に受けていただく治療です。といっても、大げさな治療方法ではなく、小学生にでもできる簡単な治療で、スギの花粉を薄めた液を毎日、舌の下へ数滴落とすだけです。

 当初、2~3年の間、継続しないと効果がないと言われていましたが、実際は、もっと早く効果が出ているようです。

 この舌下免疫療法の効果について、私の感想を少し、お話しさせていただきます。これは、私のクリニックで治療を受けている方に限りますので、参考までにしてくださいね。昨年の秋から舌下免疫療法を始めた患者さんのうち、例年よりも今年の方が楽に過ごせたとおっしゃる方が、だいたい半分でした。

 もともとの症状の強さや、個人の感じ方の差など、ちゃんとした科学的解析をしていませんので、100%、症状が軽減されたとは言えません。しかし、実際に治療を受けている方の話を聞いていると、この舌下免疫療法は、臨床試験の結果と同じような治療効果があると感じています。

 「最も多い副作用として、舌の下がかゆくなったり、腫れたりする人が数%いらっしゃる」といった臨床試験の結果を私自身、実際の診療で実感しています。

 この治療で多くのスギ花粉症の方が、春のすばらしい季節を楽しめるようになってもらいたいと、心から願っています。

 もし、「舌下免疫療法」を希望される方は、「スギ花粉症に対する舌下免疫療法相談施設検索」で相談施設を検索し、スギ花粉の飛散が終わる6月ごろから、治療を開始されるとよいと思います。

 どうか、みなさんが、毎日、元気で健康に過ごされるように、心からお祈りしています。

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いまづ医師の漢方ブログ_顔120

今津嘉宏(いまづ よしひろ)

芝大門いまづクリニック(東京都港区)院長

藤田保健衛生大学医学部卒業後に慶應義塾大学医学部外科学教室に入局。国立霞ヶ浦病院外科、東京都済生会中央病院外科、慶應義塾大学医学部漢方医学センター等を経て現職。

日本がん治療認定機構認定医・暫定教育医、日本外科学会専門医、日本東洋医学会専門医・指導医、日本消化器内視鏡学会専門医・指導医

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2件 のコメント

信ずる者は救われた一人です

埼玉のシニア

私は1965年頃からの過ぎ花粉症患者です。毎年2月末から5月連休明けまでの二か月は、大変でした。現在77歳。今でも春は、いやな、憂うつで、太陽が...

私は1965年頃からの過ぎ花粉症患者です。毎年2月末から5月連休明けまでの二か月は、大変でした。現在77歳。今でも春は、いやな、憂うつで、太陽がまぶしく、桜もまともに見れない季節です。が、この2年間は変化の兆しがあり、症状が激変したのです。今年も4月の中旬くらいまでで、解決したのです。

それは、毎朝5時起床、前日の疲れで5時半になることもたまにありますが、起床後は家中の大掃除、はたきを掛け、ゴミのたまる場所を徹底的に、床をモップではいて、掃除機でカーペットのごみを吸い取り、これを363日続けたところ、何と花粉の症状が軽く成ったのです。

最初の一年はまあまあでしたが、今年はひどい症状がなく成りました。
以前は、涙とくしゃみと鼻水で、目薬は手放せず、マスクは当然、鼻紙は常備で大変でしたが、今年は涙目にもならず、ティッシュだけで済みました。マスクも要りませんでした。

これを話したところ、年も年なので と言われましたが、そんな事があるのでしょうか。
信じられない事なのですが、花粉症は家中で発生するゴミでも症状が出ますから、と1965年に東京医科歯科大学の先生に言われた事を思い出して、毎日掃除が症状を劇的に軽減したと信じている者です。

もっとも掃除に1時間半、2階家ですから。ゴルフの成績がアップしました。
信ずる者は救われる。

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ヒノキは相変わらずでした。

金太郎

重度の花粉症で、自費診療の時代に自費で受けました。2年続けて治療しましたが、結果 完治には至りませんで、相変わらずアレルギー薬の服用は必須です。...

重度の花粉症で、自費診療の時代に自費で受けました。
2年続けて治療しましたが、結果 完治には至りませんで、相変わらずアレルギー薬の服用は必須です。
そしてヒノキにはきかず、ヒノキの花粉が飛び始める4月には、症状が悪化しステロイドの薬を飲みますが、症状が完全に
和らぐことはありません。
毎年、春は本当に耐えられないほど体調が悪く、もう沖縄に避難するしかないようです(今は仕事があるの無理ですが)。

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