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群馬大術後死、発表の18人以外にも…同じ執刀医

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 群馬大学病院(前橋市)で肝臓手術を受けた患者が相次ぎ死亡した問題で、発表されている18人の死亡者以外にも、同じ執刀医による手術後間もなく死亡した患者がいたことが、読売新聞の遺族などへの取材でわかった。調査対象期間より前の2007年に死亡した患者で、病院側は診療上の問題の有無を調べていない。遺族は「時期を限らず、真相解明を」と話している。

 群馬大病院第二外科(当時)の肝臓手術では、10年12月~14年6月に腹腔鏡ふくくうきょう手術を受けた患者8人と、09年4月以降に開腹手術を受けた10人の計18人が死亡したことがわかっている。

 取材で新たに判明した死亡患者は群馬県在住の70歳代の女性。遺族によると、女性は肝門部胆管がんで、07年に群馬大病院で執刀医から肝臓などを切除する開腹手術を受け、約1週間後に突然死亡した。死因について執刀医は「原因不明だ」と説明したという。

 肝臓手術の診療内容を独自調査している遺族側の弁護団は「病院側の発表以外で、執刀医の手術を受けて家族が亡くなったという相談が複数寄せられている。群馬大病院は幅広く調べて全容を解明すべきだ」と話している。

 発表以外の患者死亡への対応について、群馬大病院は「今はお答えできない」としている。

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