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減塩に挑戦

元気なう

(2)食品別の塩分量知ろう

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 塩辛い物を食べ過ぎると喉が渇く。増えすぎた塩分を水分で中和するため、水を必要以上に飲むと、体内の血液量が増える。血管にかかる圧力が高まり、血圧が高い状態になる。塩分は血管を収縮させるので血流が悪くなり、その解消のため血圧が高くなる。

 高血圧が続くと動脈硬化が進み、脳卒中や心筋梗塞、胃がん、大動脈りゅう、慢性腎臓病、さらに認知症などのリスクが高まる。減塩対策が不可欠だ。

 「減塩生活には、食品に入っている塩分量を知ること」。東京女子医大東医療センター内科准教授で、高血圧など循環器病が専門の渡辺尚彦さんはこう指摘する。

 「ご飯は塩分ゼロだが、食パン(6枚切り)には1枚0・8グラム、中華麺は60グラム当たり0・4グラムの塩分があります」。そばは塩分ゼロで、うどんには塩分が含まれているが、つゆ、汁を飲み過ぎると、塩分摂取量はどんどん加算される。

 甘いと思われる物でも、塩分が結構含まれていることもあるから、要注意だ。「洋菓子のパイの皮には1個1グラム前後の食塩が含まれていることもある。隠れ塩分です」

 食品の栄養成分表示は「ナトリウム」で表記されることもある。少ないと喜ぶのは間違いで、食塩量を計算するには2・54をかける必要がある。

 問題は外食だ。店にいちいち聞くわけにはいかないが、「家庭料理より相当塩分が多いのがほとんど」と渡辺さん。「残すのがもったいないなら、『漬物はいりません』『みそ汁は半分で』と伝える方法もある」

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