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ボンジュール!パリからの健康便り

コラム

復活祭といえばチョコレート…健康への効用もうたう

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復活祭では、卵形のチョコレートがウィンドーを飾る

 Lundi Pâque(ランディーパック)。フランス人は復活祭のことをこう呼ぶ。キリストの復活を祝う祭は、春分後の最初の満月の次の日曜日に行われ、翌日の月曜日が休日となる習わしがある。

 昔はゆで卵を染めたり、絵を描いたりしてお祝いの品とした。現代では、その多くが卵の形をしたチョコレートとなっている。卵とうさぎは豊穣ほうじょうの証しとされ、イギリスではうさぎが卵を隠し、フランスでは教会の鐘が卵を隠すとされている。庭などに隠された卵を子供たちが探すゲームなどが行われる。

 もともとチョコレート好きが多いフランスでは、チョコレートの消費量は年間1万5000トンにも及び、その多くは、日本のようにバレンタインデーではなく、この復活祭で消費されるのだという。

 チョコレートが健康に良い、病気の予防になるということから、復活祭ではショコラティエが腕を振るい、様々な趣向を凝らしてウインドーを飾る。もちろんそれと同時にチョコレートの効用などがうたわれる。

 有名なのは、抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含むことだ。老化を防ぎ、動脈硬化の予防やストレス防止、高血圧にも良いらしい。もちろんそれらはカカオ70%以上のもので、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートではそういった効果は得られないそう。

 ただし、ブラックチョコレートだからといってあなどれない。「ブラックチョコレートは太らない」と思っていたらなんと先日の新聞でブラックチョコレートのカロリーは一枚約500カロリーとでているではないか! ポリフェノールも沢山、マグネシウムも入っているし、健康に良いと思ってほぼ毎日口にしていたブラックチョコレート。意外なところに落とし穴があった。適量は一週間に1枚だという。

■ 今週の一句

過ぎてなほ 芳しきかな 花の宴

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ボンジュール!パリからの健康便り_古田深雪_顔120px

古田深雪(ふるた みゆき)

1992年渡仏。
1997年より医療通訳として病院勤務。

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1件 のコメント

フランスのチョコレートは美味しいですよね

にんじん

スーパーで売ってる板チョコも美味しい。日本のチョコレートは植物油脂がたくさん入っていて、なんでこれがチョコレートなのかと不思議です。人類史上最も...

スーパーで売ってる板チョコも美味しい。日本のチョコレートは植物油脂がたくさん入っていて、なんでこれがチョコレートなのかと不思議です。

人類史上最も長生きをしたと言われるジャンヌ・カルマンさんはチョコレートとタバコを嗜んだのも有名な話ですね。

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