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女優、エッセイスト 池波志乃さん

一病息災

[女優、エッセイスト 池波志乃さん]あごの骨髄炎(2)数か月おき 激痛襲う

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 一回り年上の俳優、中尾彬さんと1977年(昭和52年)、22歳で結婚した。手作り料理を酒のつまみに、二人で2時間ぐらい語り合いながらの夕食が、夫婦円満のこつだ。

 二人の姿は、幼い時から見ていた両親と同じだった。しかし、いぶし銀の芸で知られた父、馬生が食道がんで82年に54歳で亡くなった。「仕事柄、食道のそばの声帯が傷つくことを恐れて手術をこばみ、命より芸を選んで、死期を早めてしまいました」

 女優を20年ほど続けたが、次第に熱がさめ、演劇活動から離れるようになった。その頃、健康面で悩みを抱えていた。役作りで体重を落としたが、ダイエットしすぎて体脂肪が減り、貧血で体調を崩していた。

 さらに、「虫歯を治療しても治らず、数か月おきにガーンと激痛に襲われました」。レントゲン写真でも異常が見つからず、医者からは「更年期障害では」と言われた。一人で痛がっているだけだと、抗うつ剤を処方されたことも。この後、約10年間、痛み止め薬で耐えたが、これが症状を悪化させることになる。

 沖縄に2000年、セカンドハウスを買い、住むようになった。市場や人情が自分の育った下町と似ているので気に入ったのと、中尾さんも現地のラジオ局で番組を持っていたためだ。

 その大好きな沖縄に滞在中、突然動けなくなった。

 

 女優、エッセイスト 池波 志乃(いけなみ しの)さん(59)

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