文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

はつらつ健康指南

健康・ダイエット

握らず簡単「おにぎらず」…ノリでご飯と具を包み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 ノリでご飯と具を包んで作る「おにぎらず」が注目されている。「おにぎりとは違って手でギュッとは握らない」のが名前の由来。握るのが苦手な人や、手が小さな子どもでも作りやすいと支持されている。

 おにぎらずは、週刊漫画雑誌「モーニング」(講談社)に連載中の「クッキングパパ」(うえやまとち著)で1990年に登場した「超簡単おにぎり」のこと。昨年、料理サイトに作り方が投稿され、ネーミングの面白さに加えて、作りやすいと評判になっている。料理本も相次いで出版された。

 「おにぎらずの本」(泰文堂)の著者で、料理研究家のオガワチエコさんは「いろいろな具を入れれば、お弁当にもパーティーメニューにもぴったり」と話す。作り方の基本=イラスト=を教えてもらった。

 ご飯は、焼きノリ(全形)1枚あたり1カップ(200ミリ・リットル)が目安。半量ずつに分け、具を挟む。

 コツの一つが、塩をふること。イラスト<1>でご飯をのせる前に焼きノリの中央に塩一つまみをふり、さらに<2>で具の上にご飯をかぶせた後、また塩一つまみをふる。「塩でご飯が傷みにくくなる。ご飯に薄く塩味がつくので、具との味のバランスもよくなる」

 <2>で具をのせる時には、ご飯の外側にはみださないように。食べるときに具が落ちてしまいやすいからだ。

 オガワさんは、これまでに200種類近い「おにぎらず」を作った。「汁気の少ないものなら、何でも具にできます」と話す。

 お薦めの具の一つが「スパム」(ポークランチョンミートの缶詰の通称)だ。ポークランチョンミート1枚とレタスを一緒に入れる。食べ応えがある。

 ほかにも、夕食で残った空揚げや肉じゃが、きんぴらゴボウ、切り干しダイコンを具に使ってもおいしい。

 ご飯の工夫もできる。「酢飯にしてもおいしいです」。ご飯1カップに、すし酢小さじ2杯を混ぜる。酢飯なら、具にはホタルイカ(ボイル)5匹とミツバを。ホタルイカのほろ苦さとミツバの香りがきいている。

 混ぜご飯でもいい。例えば、サケとコーンの混ぜご飯。具は挟まないので、ご飯は多めにする(1と1/2カップ程度)。ボウルにご飯とバター10グラムを入れて混ぜる。サケフレークとコーン(缶詰)を各大さじ3杯加えて混ぜる。

 おにぎらずを切り分ける時も工夫したい。真ん中で切って長方形にしてもいいし、サンドイッチのように斜めに切ってもいい。4等分に小さく切ると、ちょっとつまんで食べるのに便利。包丁は切る前に少しぬらしておくと、ご飯がつかない。パン切り包丁もお薦めだ。

 オガワさんは「気軽に自分だけのおにぎらずに挑戦してみてほしい」と話している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

はつらつ健康指南の一覧を見る

最新記事