文字サイズ:
  • 標準
  • 拡大

女優、エッセイスト 池波志乃さん

一病息災

[女優、エッセイスト 池波志乃さん]あごの骨髄炎(1)虫歯から細菌 苦しみ10年

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

 俳優の中尾彬さんとの「おしどり夫婦」として知られる。虫歯からの細菌があごの骨に入った痛みに、10年間苦しめられた。

 顔が変形する可能性もあったが、あごの骨を切り取り、肩の骨をあごに移植する、半日がかりの大手術を乗り越えた。

 祖父は名人古今亭志ん生、父はその長男の金原亭馬生、叔父は古今亭志ん朝。落語界の名門の出だ。

 3人姉妹の長女だったので、自然とお姉さんらしく育っていった。東京の下町の一軒おいた隣に住む祖父は、かわいい初孫と朝食をとるため、毎日お迎えに来てくれた。

 小学校の時は家庭科の先生になりたかったが、やがて女優を志望するようになった。転機が15歳の夏に訪れた。高校を中退して俳優養成所に通いたい、と両親に伝えた。父は「自分で考えた結論なら、思うようにしなさい」と許し、後で芸名も付けてくれた。

 新国劇で付け人をした。「わざと目立つように着物を着て、こまめに動き回りました」。オーディションの声がかかり、NHK連続テレビ小説でデビューした。19歳だった。

 2年後、テレビの時代劇にゲスト出演。ロケの待ち時間に、男優が銘酒を話題にした。台本の裏にその酒が飲める店の地図を描いてあげ、自宅の電話番号を添えた。中尾さんとの初デートは、その銘酒の店だった。

 

 女優、エッセイスト 池波 志乃(いけなみ しの)さん(59)

【関連記事】

・池波志乃さん あごの骨髄炎(4)11時間半に及ぶ難手術(2015年3月19日)

・池波志乃さん あごの骨髄炎(3)大学病院で病名判明(2015年3月12日)

池波志乃さん あごの骨髄炎(2)数か月おき 激痛襲う(2015年3月5日)

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • チェック

sokusai_117

 
 

一病息災の一覧を見る

女優、エッセイスト 池波志乃さん

最新記事