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車椅子に祖母乗せ家族旅行

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 事故で下半身が不自由になり、車椅子生活を送る元看護師役を今月公開の映画で演じました。いつ、どんなお仕事が来ても、動ける体でいようと、普段からジムに通っていますが、撮影中は腕が鍛えられて太くなり、衣装がきつくなるほどでした。

 車椅子を押した経験はあります。2年前、80歳を過ぎた祖母を車椅子に乗せ、2泊3日の広島旅行に行ったんです。家族3世代そろっての旅行は初めて。AKBを卒業して休みが取れたので、日頃の感謝を込めて、プランも私が考えました。

 車椅子も乗れる大型のタクシーを手配したり、バリアフリーの観光ルートを探したり。こうした計画を立てるのは苦手なので、大変でしたが、夜に祖母が日本酒を味わい、祖父とのなれ初めも話してくれて、うれしくなりました。

 ただ、はじめはどれぐらいの速さで車椅子を押したらいいのかわからず、おっかなびっくりでした。乗用車もそうですが、家族の運転でも怖い場合がありますよね。車椅子も、乗る人のペースに合わせることが大切なんですね。当たり前のようですが、旅行や撮影を通じて、自分の視野の狭さを痛感しました。

 祖母も若い頃は看護師でした。私が出演するテレビ番組をチェックしては、いつも「頑張ってるね」と励ましてくれますが、今回の私の役柄を知ったら、感激して泣いちゃうかもしれませんね。(聞き手・辻阪光平、写真・池谷美帆)

 秋元 才加(あきもと さやか)さん 女優。1988年生まれ。千葉県出身。AKB48で活躍し、2013年8月に卒業。7日公開の映画「マンゴーと赤い車椅子」(アイエス・フィールド配給)で主演。

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